7階でございまーす ページ3
7階に向かい始めた時、マリーが口をひらいた
マ「ご、ごめんなさい…」
呟くように掛けられた言葉に少し苦笑いしてしまう
『いえ、私こそ急にたたみ掛けるようにしてしまいましたから…
今日は、お一人でいらっしゃったんですか?』
何となく、また謝りそうなマリーに話を変えてみた
キ「別に言っても良いぞ」
マ「えっと、今日は四人で来たの…」
『じゃあ、7階で集合なんですね』
マ「えっと、まぁ、そんな感じ…です…」
カ「マリーにしてはかなり喋ってるね」
キ「あぁ、そうだな」
二人と同じことを思っていた所7階に着いた
『よし、着きました』
ゆっくりしゃがみマリーを下ろし振りかえる
マ「あ、ありがとう…」
手を握りしめながらもお礼を言うマリーについつい頬が緩む
『いいえ、お役に立ててよかったです!じゃあ私は(ガシッ)』
失礼しますって言おうとしたが、マリーに袖を掴まれた
『(可愛い過ぎる引き留めかた!!)
ど、どうされました?』
マ「あの、名前…」
『?私のですか?』
自分を指差し聞くとマリーは頷いた
『私はAって言います
しばらく此処でバイトしてますから
また来たときに何か困ったら言ってくださいね(可愛いなぁ!!)』
マ「う、うん、ありがとうA」
マリーに好かれたっぽい事に嬉しさを感じつつ
仕事に戻ろうと離れたとき、あることを思い出し戻った
マ「ど、どうしたの?」
『いえ、その…貴女の名前を聞き忘れてて
良かったら教えてもらえます?
(って何か、ナンパ野郎みたいだ!)』
つい、そのまま知らない状態で去るのが惜しくて聞きに戻ってしまった
マ「私はマリーって言うの
私もいい忘れちゃってた(照れ笑)」
『マリーちゃんね、じゃあ友達とショッピング楽しんでね!』
手をふって今度こそ仕事に戻った
……………
今回も文字数により分けます!!
申し訳ございません
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作者名:マホ | 作成日時:2013年4月12日 22時