…好きだよ。【シンタロー】

告白5回目 ページ6

「……そ…う、か……」

心臓が煩い。

どくどくと音がなり、冷や汗がたらりと流れる。

…Aに、嫌われた。

エネの嘘じゃないかと思ったが顔を見る限り嘘には思えない。


「………エネ、俺もう寝るからご飯要らないって言っといて、後携帯もそこに置いといていいって言って。」

「…え、あ、ご主人…っ！」


携帯をそこに置くとすぐにリビングを出ていった。


自分の部屋に入ると布団に入る。

ああ、明日からどうやって話せばいいのだろうか。

Aを考えると凄く胸が痛い。

…告白…もう、無理だ。

今まで頑張っていっていたがもう、言う必要はなくなった。


…嫌い。


…分かってる、Aは人のことばかり考えていて人を傷付けないように、言葉を選んで話していた。

俺なんかの為に更に気を使わせていたのが、辛い。

何が好きだ、何が付き合ってほしいだ。

ただ、迷惑かけただけじゃないか。


この事を考えているのも辛い。


…もう、寝よう。




明日になると全て忘れて、いつも通り過ごせると良いのになぁ。



そんなことを考えながら眠りについた。






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なんか会話より説明や心の中の話が多いですね(--;)
シンタロー凄い可哀想なことにしてしまいましたw((
次は二人の会話を書いていこうと思います。(やっと二人が話します←←←)

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