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A サイド
う「俺も、Aのこと好きだよ。
だから、一緒にいるときは死んだときよりもずっとずっと苦しかった。
泣きたくなった。」
知ってる。
泣きそうになっているの知ってた。
でも、私にはどうしようもできないって勝手に決めつけて目を背けていたんだ。
身勝手でごめんなさい。
なんて、口に出せない私はやはり身勝手だ。
う「Aが俺を見えるって知ったときは嬉しかった。
でも、それと同時に悲しかった。
だって、俺は幽霊でお前は人間だ。
両思いって知ったって付き合うことも、結婚することもなんにもできない。」
ギュッと彼が私の手を握る。
初めて、彼に触れた。
冷たい。
う「ねぇ、A。
お別れだよ。
俺、死体見つかったから誰でもいいから見つけてほしいっていう未練が叶ったから、
だから成仏するんだ。」
知ってる。
だから、だから私はここに走ってきたんだ。
ボロボロあふれる涙に嫌気が差した。
止まって。止まってよ。
こんなのうらたさんを苦しめるだけだ。
最期くらい、笑って見送らないと。
う「ありがとう、A。バイバイ。」
そう言って彼は私に冷たいキスをした。
ちゅ、と音がなったと同時に彼は目の前から消えてしまった。
あぁ、笑顔で見送ることができなかった。
彼が消えてしまった。
『あ"ぁ、！うぁぁぁ、、あぁぁ、、っ！』
その場に崩れ落ちて咽び泣く私を見て彼はどう思うだろうか。
泣くなって怒るかな、苦しそうに笑うかな。
どっちにしろ申し訳ないな。
私は無力だ。
愚かだ。
見えていたのになぁっ、、、。
＿＿＿＿＿＿＿＿
書いた人_とぁ
歌い手様_うらたぬき 様
変な終わり方をしてしまい申し訳ないです。
はじめましての方ははじめまして。
そうでない方は更新してなくてすみません。
とぁです。
超ありきたりですが好きな人が幽霊っていう設定で書かせていただきました。
他の神作者様に比べるとクソみたいな文章ですが大目に見てくださると嬉しいです。
また、この企画に誘ってくれたRONONさんありがとうございます。
そしてこの小説を見てくださっている読者の皆様、ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。
とぁの作品⤵
人肉買収 2【浦.島.坂.田.船.】
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