過去1 ページ12
僕が、いじめられて、そして母さんからも殴られて公園のブランコで一人でいたんだ。
そしたら、兄さんが来て優しく言ってくれたんだ。
『俺が、修哉を、守るから、一緒に帰るぞ！』
優しく手を握ってくれて、とてもいい兄さんだと思ったよ。でも、家に帰ってからは
『お、お母さん・・・痛いよぉ・・・。』
『うるさい！あんたが、化物なんかになるから！！』
ずっと、殴られるんだ。兄さんに助けを求めた。けど兄さんはいつも見て見ぬふり。
守るって言ったのは嘘だったの？何のために僕を家に帰したの？
でも、そのあと母さんは僕に「ごめんね。ごめんね。」って何回も言った。
僕はずっと「大丈夫」って言って・・・。でもやっぱりそのあと兄さんのところへ行って泣きじゃくったんだ。
『うぅ・・・ひぐっ・・・いだがったよぉ・・・。』
『大丈夫か。修哉・・・。』
『うっ・・・ひぐっ・・・・。』
『ごめんな。兄ちゃんが修哉の代わりに化物になればよかったんだけどな・・・。』
『にいぢゃんは・・・わるぐないよっ。うぐっ・・・』
『泣くな。修哉。俺はいつでもお前の味方だ！』
『本当・・・？』
『あぁ。』
味方って言ってくれた。兄さんは僕の味方なんだ。絶対に兄さんを悲しませるようなことはしてはいけないと思ってた。
だから、公園でいじめられても兄さんが来てくれたら笑顔になれたんだ。
『修哉。大丈夫か？』
『兄ちゃん！』
『また。やられたのか・・・。』
『でもね！大丈夫だよ！』
『そうか。修哉はえらいな((ニコッ』
『僕。僕ね！耐えたよ！』
『あぁ。偉いぞ。修哉。さぁ、帰ろう。』
いつも、笑顔を消さないでニコニコ笑ってた。でも、やっぱり家に帰ると母さんに殴られるわけで・・・。
『痛いよ・・・。』
『ごめんね。ごめんね。修哉。』
でも、その時は違ったんだ。
母さんは台所へ行くときに兄さんになにか言っていたんだ。
『兄ちゃん・・・。』
兄さんは僕を見たときにまるで、母さんやいじめていた子たちと同じような目をした。
化物を見る目で・・・。
『兄ちゃん・・・？』
『よ・・・寄るな化物・・・。』
『へっ？』
『お、お前なんか、お前なんか俺の弟じゃない！！！』
『兄ちゃん？何言ってるの？』
『俺はお前の兄ちゃんなんかじゃない！俺の弟は化物なんかじゃない！！』
その言葉を聞いた瞬間に僕は絶望に満ちたんだ。
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おれんじぷりん(プロフ) - 面白いです!枕草子小５なのに教科書に載ってて暗唱しましたwwwwめっちゃむずかった。更新頑張ってください!応援してます!! (2017年2月2日 19時) (
レス) id: 444db0f3cf (このIDを非表示/違反報告)
丸太(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» 大丈夫だと思いますよ☆自分もめちゃんこ噛みますしｗｗ (2014年5月10日 22時) (レス) id: 5563b4aa04 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - 今日きた先輩にあいさつしたらなんか噛んじゃった☆大丈夫だよね…コミュ障とかになってないよね…人見知りなだけだよね…………………………多分(ボソッ (2014年5月10日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
丸太(プロフ) - 生クリィ〜ムさん» ｗｗｗ癒しの場だなんてｗありがとうございます！！！ (2014年5月6日 21時) (レス) id: 5563b4aa04 (このIDを非表示/違反報告)
生クリィ〜ム - ゆっっっっっっっくりしていきますww←めっちゃ溜めた 癒しの場なんでww (2014年5月6日 21時) (レス) id: 4489838bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：５Ｗ１Ｈ | 作成日時：2014年4月6日 0時
