[カゲプロ]ありがとう、そしてさよなら・・・メカクシ団Ⅱ (ページ45)

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アヤノ「えっと・・・・・・・・・やっぱり、まずかったかな・・・？」
　
　
A「そりゃそうでしょ！！だって死んだ筈の人が今此処に居たら、
　幽霊が出たって大騒ぎになっちゃいますよ・・・！？」
　
　
アヤノ「うーん・・・・・・・でも・・・・・・」
　
　
　
　
アヤノさんは、街灯の下を通る親子に目を向ける。
　
　
　
　
　
　
「ねえねえママ、あのおねいちゃん、なんでひとりでしゃべってるのー？」
　
　
　
　
　
　
と、子供が無邪気に言っていた。
　
　
その子の指差す方向は、あたし。
　
　
　
　
　
　
　
「こらっ、見ちゃダメっ！」
　

　
――――――――――つまり、
　
　
　
　
　
　
A「見えてないってことぉぉぉぉおお!!!??」
　
　
　
　
　
それはそれでこっちが困る。
　
　
だって、それは“あたしが一人でこそこそ喋ってる”って事になるでしょ・・・？
　
　
　
　
それってもう危険人物じゃん！！
　
　
いや、もうお母様に不審者扱いされましたけれども！！！
　
　
　
　
　
A「ま、馬路か・・・・・・・・・・・」
　
　
　
・・・脱力。
　