[カゲプロ]ありがとう、そしてさよなら・・・メカクシ団Ⅱ (ページ24)

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70. ページ24

　
　
　
　
A「っ、はあ・・・・・・・・・・・・・っ」
　
　
　
如月家宅の前に到着。
　
　
　
汗が、輪郭を伝う。
　
　
額から鼻筋に流れる汗、服の中へ入っていく雫。
　
　
　
背中はもう、汗でびっしょりだ。
　
　
　
服が、背中にへばりついている。
　
気持ち悪い・・・・・・・
　
　
　
　
A「っ、ふー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　すー・・・・・・・・・・・・」
　
　
　
呼吸を整え、インターホンを押す。
　
これで、シンタローが出てくる筈・・・・・・・・・！
　
　
　
　
・・・・と思いきや、
誰も出てこない。
　
返事の気配もない。
　
　
　
　
おかしいな、と思ってドアを引いてみた。
　
　
　
　
・・・・・・・・・・・ドアは、開いていた。
　
　
　
　
そろっと家の中へ入る。
　
　
　
こんな無防備な家じゃ、いつ泥棒が入ってきたりするか、
わかりゃしない。
　
　
　
　
　
息を切らすことも、汗を流すこともないアヤノさんの手を引いて、
シンタローの部屋を探しにまわった。
　
　
　
　
　
　
　