[カゲプロ]ありがとう、そしてさよなら・・・メカクシ団Ⅱ (ページ18)

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65. ページ18

　
　
　
　
A「ごめん、マリー・・・急いでるから、後でいい？」
　
　
　
切れていた息も、だいぶ落ち着いてきた。
　
　
　
マリー「・・・・・・・・・・・うん・・・・・」
　
　
　
マリーがあまりにもガッカリした顔をするので、
　
　
　
A「・・・・わかった、聞くから・・・・・何？」
　
　
　
急いでるけど、どうせ短時間で済むだろうと思って
聞くことにした。
　
　
　
マリー「シンタローに会いたいの・・・？どうして？」
　
　
　
「アルバイト、抜け出してでも会わなきゃいけない用件なの・・・・・・・？」
と、付け足して尋ねてくる。
　
　
　
　
A「それは・・・・・・この子をシンタローに会わせなきゃいけない
　気がして・・・・・・・」
　
　
　
と言って、失礼ながらも(思ってないけど)アヤノさんを指差す。
　
　
　
　
マリー「・・・・・・え？」
　
　
　
目を丸くして、マリーは驚く。
　
　
　
　
A「何？どうしたの？」
　
　
　
いかにもマリーの様子が可笑しい。
　
　
　
マリー「だ、だって、A、其処・・・・・・・・・・・・・・・・・
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　誰も、いないよ？」
　
　
　
　
　
　
　
冷たい汗が、背中を伝った。
　
　
　