59. ページ12
A「・・・・・・・何、する気・・・・・・・・・・・・？」
怪訝な顔であたしは先生を見つめる。
楯山「そんな怖い顔すんな、な？」
優しい先生の筈なのに、――――――――――――――
A「信じたあたしが馬鹿みたい」
と、苦笑をした。
楯山「そりゃあ、ありがたいな」
先生は変わらない顔で言う。
A「・・・・・・・・・この・・・・・・・・・・・・・・・・
ロリコンどもめ」
楯山「あ゛？」
あたしはベッドから起き上がり、先生に顔を近づけた。
A「先生、あたしのこと解剖しようとしてる？」
先生は、「ああ」、と頷く。
そして、あたしは先生に言った。
A「あたし、先生に、解剖されない方法、知ってる」
先生は、目を丸くして驚いた。
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作者名：剣城 由華 | 作者ホームページ：http://miku@tsurugi
作成日時：2013年3月31日 10時
