[ハイキュー]私の彼氏は美しい[歌い手]

26話 ページ29

『うぅ……めっちゃ痛い』

雷華「あはは、どんまい」

今は雷華とスポドリを作ってる。未だに忠とぶつかった頭が痛すぎる。

『よし、私の方は作り終わった』

雷華「私はあと2本」

『よし、手伝う』

同じ音駒だしね。

そんなこんなでスポドリを作り終わった。

『休憩でーす！』

雷華「タオルはこっちに有りますからねー」

黒尾「おー、さんきゅ」

山本「何でっ……何で参加校の中で音駒だけマネが居ないんだっ！！」

孤爪「山本五月蝿い……」

山本「しかも田中と西谷はAに呼び捨てされてるし………タメだし……」

『あ、じゃあ山本さんも呼びましょうか？』

山本「ハイっ！イイエ！」

『どっち？』

結局虎って呼ぶ事になった。

どんどん仲良い他校性が増えて嬉しい。









えーと、小説の力で時間経つの早いけど←おいコラ

今は三日目の夜。因みに烏野のマネを雪絵さんとやったよ。

んで明日。

青城のマネを1人でやんなきゃ行けなくなってしまった。

どうしよう。嫌すぎて眠りたくない。

………少し部屋の外行ってみようかな。

私は周りの人を起こさないよう気を付けながら、廊下へ行った。









『星綺麗………』

ここ一応東京だけど、郊外なんだよね。

だから宮城ほどじゃないけど、星が沢山見える。

及川「あ、Aちゃん………」

『………及川さん』

及川さんも寝られ無かったらしい。

どうしよう。何か言えばいいのかな？でも何を？

その時

及川「今まで本当にゴメン！！」

『……えっ』

及川さんの方から謝ってきた。



及川side

中々眠れなくて廊下に来た結果、Aちゃんに会ってしまった。

気まずいっちゃ気まずいけど

でも今謝らないと2人になれるチャンスはもう無い気がする。

及川「今まで本当にゴメン！！」

『……えっ』

Aちゃんは結構驚いていたけど

『全然良いですよ！私もう怒ってないので！』

そう言って笑顔で許してくれた。

なんで、そんなに優しいんだよ。

及川「ホントに？ありがとう……」

多分君に愛を伝えても

多分君は優しく笑う

でもせめてその笑顔は

『これからも仲良くしてくださいね、及川さん！』

先輩や、友達としてじゃなくて

彼氏として見たかったな、なんて。

『私もう部屋に戻るので、及川さんも早く寝ないとバテちゃいますよ？』

好きだって早く伝えてれば、変わってたのかな。

Aちゃんが部屋へ戻ったのを見届けてから

俺は静かに涙を流した。

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