15話 ページ18
次の日の朝は
いつもより頭も軽くて
体も軽かった
それで調子に乗って体重計に乗ったら
0.01�疏�えててショックを受けながら
朝練に向かった
グラウンドに行くともう自主練は始まってた
でもいつも何かと目立つ
桃色の髪の毛が1人しかいない
それも春っちのほうしかいない
もしかして…
っと思い近くにいた御幸に声をかけた
A「御幸？亮さんは？」
御幸「熱出して休みだけど？」
A「絶対昨日の風邪移しちゃったじゃん…」
御幸「亮さん可哀想にな」
A「責任を持って看病に行かさせていただきます」
御幸「おう、いってらー」
亮さんが風邪ひくとか…
そう思いつつ、小走りで亮さんの部屋に向かった
ｺﾝｺﾝ
何回ノックしても応答無し
ｶﾞﾁｬ
でも部屋の鍵は空いてたから入った
A「失礼しまーす。」
亮さんはベッドでｽﾔｽﾔと寝てた
通りで応答無しな訳だ
私は救急箱から持ってきた冷えピタを亮さんのおでこに貼って
おかゆを作ろうと思い部屋を出た
おかゆ、すごくうまく出来た☆ミ
母の味になりました。
人生初の料理を亮さんに食べさせるの勿体ない気がするけど、まーいーや
小鍋に移し替えて
亮さんの部屋におかゆを持っていった
部屋に入ると亮さんはまだ寝てた
なんか苦しそうだった
顔が真っ赤な亮さんが可哀想に思えてきて
おかゆをテーブルの上に置いて
その横にお薬も置いて
私は何故か亮さんの手を握ってた
＿早く良くなってくださいね
それだけ呟いて
不法侵入に間違えられそうだから
亮さんの部屋を出た
怪しまれないように、
一様、薬の近くにメッセージだけは残しておいたけど
早くいつものいじわるな亮さんに戻ってください
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作者名：［konomi▲］ | 作成日時：2017年2月13日 0時
