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貴女side ページ32

鳴は私の事まだ覚えててくれたんだ

中学で別れて以来

ずっと会えなかったし

俺の事なんか忘れてよ

って言ってたから

もう私のことなんか忘れたのかと思ってた

でも鳴は覚えててくれた

今でも好きって言ってくれた

ありがとね

でも、私は、御幸じゃないとダメだからさ



















そして稲実対青道の練習試合が始まった

先攻は稲実

後攻は青道

初回から丹波さんの調子が良くて

5回まで無失点

その間に青道は3点を追加した



















試合はそのまま9回まで行き

3-0

で、青道高校の勝利だった

なぜか、今日は、鳴の登板はなかった



試合が終わって鳴に話しかけられた

鳴「ごめんね、登板できなくって」

「いや、どこか怪我でもしてるの?」

鳴「ううん。今日はなんか調子悪くてさ」

「そ、そっか…」

鳴「…ねー、A?」

「ん?」

鳴「一也は、Aの過去のこと知ってるの?」

「知らないよ。」

鳴「なんで言わないの?彼氏なんでしょ?」

「小湊家に行って約束したから。もう、過去の事は誰にも言わないって」

鳴「だから、小湊さんがAのことほんとの妹みたいに大切にしてる訳ね」

「…そうだよ。」


この時私は

御幸がこの事を影で聞いてるとは思ってなかった

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 小湊亮介   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:[konomi▲] | 作成日時:2016年12月17日 22時

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