鳴side ページ29
今日は待ちに待った青道との練習試合
たしか俺の幼なじみのAも青道だ
Aにかっこいいとこ見せないとーっ!!!
✽
朝7:30
青道高校に着いた
バスから降りると
ショートヘアのマネージャーらしき人がたってた
「あの、稲実の方ですよね?」
鳴「そーだけど?って…」
「…案内します!」
鳴「ねー、君さ、もしかしてA?」
「えっ…
あ、鳴だっ!!久しぶり」
そう言って彼女は俺に微笑んだ
いつの間にかあんな長かった髪も切ってて
あんなに小さかったのに
ほんの少し身長も伸びてる
それに相変わらずの綺麗な顔立ち
そうだ俺は、Aが好きなんだ…
鳴「A〜!会いたかったよ!」
「私も会いたかった」
原「おい、鳴、知り合いなのか?」
鳴「うん、俺の幼なじみ」
「小湊このみです(ニコッ」
原「ッ///」
鳴「ちょっと雅さん、何照れてんの?Aは俺のだからー!!!」
「え、鳴の物になった覚えないし」
鳴「ひどくない?」
「いや、ひどくないし」
鳴「もしかして、彼氏いるの!?」
『あ、鳴!』
鳴「一也ー!久しぶりっ!」
『おう!朝から元気だなw』
鳴「ねー、一也!Aの彼氏誰だか知ってる!?」
『知ってるけど?』
「ちょっと鳴!やめよーよ」
鳴「誰なの?教えてよ!」
ギュッ
『俺だけど?』
突然俺達の前に現れた一也が
俺の大好きなAを目の前で抱きしめた
鳴「ちょっと一也ー!Aは俺のなのに!!」
『はははw』
「ということなので、試合頑張ってね、鳴」
『お前、相手チーム応援すんなよ』
「ごめんごめん」
『じゃ。行くわ!また後でな!鳴』
「また後でねー!」
そう言って2人は自分たちのベンチに戻ってった
いつから一也の物になったの?
あの時はずっと俺の隣にいてくれたじゃん
なんで…
なんでよ…
A、もう俺には興味なし?なの?
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作者名:[konomi▲] | 作成日時:2016年12月17日 22時