貴女side&倉持side ページ25
私がいけないのに
御幸から逃げてきちゃったな…はぁ…
私はマネ室の裏のところで泣き崩れてた
倉持「…A?」
「く、倉持?(グスン」
倉持「なんで泣いてんだよ」
「泣いてなんかないよ?」
倉持「泣いてんだろ。見ればわかるっつーの」
「泣いてない、目になんか入っただけだk…」
ギュッ
倉持side
たまたま、マネ室の裏を通りかかったら
Aが1人で泣いてた
御幸と何かあったんだろう
倉持「泣いてんだろ?」
「目になんかはいっただけだk…」
自分では強がってるつもりなんだろうけど
苦しいんだろうな
もうこんな顔してるA見たくねぇ
ギュッ
俺はAを自分の腕の中に引き寄せてた
「く、倉持…」
倉持「……なんで御幸はAのこと追ってこねーんだよ。」
「御幸は悪くない、私が悪いの」
倉持「俺だったらAを泣かせたりしねーのに」
「倉持…?」
倉持「俺さ、御幸が告白したから言えなかったけど、Aのこと好きだ」
「えっ…////」
倉持「こんなに苦しい思いすんだったら、俺と付き合えよ…」
「……気持ちは嬉しいよ、ありがと。でも、私は御幸じゃないとダメだから…」
倉持「…そーだよな、話だったらいつでも聞くからな」
「うん!ありがとね」
少しは笑顔になったか
Aが笑顔でいてくれれば俺はそれだけでいい
次泣かせたら、俺が奪うからな御幸
もう、Aのこと泣かせんなよ
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作者名:[konomi▲] | 作成日時:2016年12月17日 22時