貴女side ページ23
御幸の風邪もすっかりよくなった
今日は一軍はAグラウンドで稲実と練習試合だった
御幸もお兄ちゃんとも今日は全く話せてない
今日は私はBグラウンドで二軍の人のお手伝い
はぁ、一軍のほうのスコアつけたいな
っと思いながら二軍のお手伝いをしてた
貴子先輩に
"ドリンクの粉持ってきて"
と言われ、粉の箱を持ちに来た
でも、粉が沢山入ってて
重すぎて私じゃさすがに持ち上がらない
こーいう時にお兄ちゃんか、御幸がいればいいのにな
二軍の人「A持とうか?」
「へっ?あ、いいの?」
二軍「おう、今日は御幸もいねーしな」
「ありがとっ!」
二軍「(かわいっ////)」
「ここに置いてほしい」
二軍「おう、あ、あのさっ」
ドンッ
よくわからなかったけど、私は
ドリンクの粉を運んでくれた先輩に壁ドンされた
「せ、先輩?」
二軍「俺、Aのこと好きだ…(チュ」
これは御幸に見られたらおこられるし
話してらおこられるやつだ…
「離してください」
二軍「こ、これは、御幸に言うなよ?」
「わかってます…ドリンクの粉、運んでくれてありがとうございました」
誰にも見られてないと思ってた
私が御幸以外の人にキスされてるとこ
それもまさか、本人に見られてるなんて
『…A』
私の名前を呼んだ御幸の顔は本気だった
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作者名:[konomi▲] | 作成日時:2016年12月17日 22時