貴女side ページ19
今日の御幸はなんか変だと思ってた
いつもなら私が
"眠い"
って言っても無理矢理起こすのに
今日は寝かせてくれた
寝てて忘れてたけどわたしの誕生日だった
私は忘れても御幸は覚えててくれた
それだけで私は充分だった
でも食堂に行くと
野球部の部員の人がクラッカーを鳴らしたり
おめでとうっと言ってくれた
ほんとにほんとに嬉しかった
『Aー?』
「んー?」
『ビックリしただろー?』
「うん!びっくりした!」
『はい、これ、俺からのプレゼント』
「あ、ありがとう///」
私は御幸がくれた小さな箱をあけた
そこにはキラキラと光り輝く
ネックレスがあった
「こ、これ…」
『この前、Aがほしがってたやつ』
「あ、ありがとう!ほんとに、ありがとう…」
気持ちだけで充分なのに
まさかこんなものまでくれるとは…
亮介)このみー、はい、これ
「え、ゼリーだっ!ありがとう」
亮介)うん、こんなもんしかあげられないけどね
「気持ちだけでも嬉しい」
お兄ちゃんからはゼリー
哲さんからは将棋のルールブック
純さんからは少女マンガ全10冊
クリスさんからはペン
倉持からは平沢くんのサインボール
御幸からはネックレス
春っち、栄純、降谷からはお菓子の詰め合わせ
などなどたくさんの方からプレゼント貰いました
最高の誕生日でした
みんなありがとうございました
「誕生日パーティーしてくださり、ほんとうにありがとうございました!最高の誕生日になりました!」
私がそう言うとみんな
"おめでとう" "来年もやろうな"
って言ってくれた
嬉しかった
「御幸、ありがと」
私は御幸の耳元でささやいた
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作者名:[konomi▲] | 作成日時:2016年12月17日 22時