青道高校野球部にイケメン系女子が！？ (ページ17)

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御幸side ページ17

なんだかんだいいながら

ちゃんとAは俺の部屋で寝てってくれた

俺とAは一緒のベッドで寝た

Aのベッドにはいつも

抱き枕があるらしく

昨日はそれがなかったから

俺が抱き枕にされてｷﾞｭｰｯとされた

Aにいっぱい抱いてもらえて嬉しかったのが本音

『Aおきたのか？』

「ん…おはよ」

『おう(ﾆｶｯ』

「起きるの早いね…」

『野球部だからなw』

「おつかれさん。w」

『どーした？w』

「眠い」

『こんなに寝たのにか？』

「うん、眠い…」

言われてみれば今日は休日

それも部活もOFFの日だ

Aも相当、疲れ溜まってんだろーな

『俺の部屋で寝てていーぞ』

「御幸、どこ行くの？」

『自主練』

「…わかった、寝てる…」

『ちゃんと寝てろよな』

「うん！」

Aは5分もしないうちに眠りについた

俺はAが寝たことを確認し

ジャージに着替えて

財布を持って俺の部屋からでた

ほんとは自主練なんか行くわけじゃない

ほんとはAとデート行きたかったけど

あいつも病み上がりだし無理をさせたくない

だから俺は1人であるお店に来た

"ジュエリーショップ"

店内に入るとキラキラしたものがいっぱいあった

ほんとはAに選んでもらう予定だったけど

俺が選んじまう

文句言われたら

"寝てるからいけねーんだろ"

って言ったやる。

まー、文句なんて言わせねーけど

『すいませーん！これくださーい』

店員)はい、こちらですね、1万円になります。

『(ｹﾞｯ)こ、これで』

店員)ちょうどお預かりします。お品物です。ありがとうございました

高かったものの

お目当てのAへの誕生日プレゼントを買うことができた

さすがに指輪を渡すのは速いから

ネックレスだけど

これが俺のものって印になるから

早く帰ってAにわたしてやんねーと

あ、でも、野球部のみんなに頼んで

サプライズパーティーでもしてもらおーかな…

俺はそう思い、亮さんとかいろんな人に連絡を取り

パーティーをやってもらえるようにお願いした

案の定、みんなやると言ってくれた

寮に帰るのが楽しみだ