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御幸side ページ15
亮さんはなんだかんだ言っても
Aの兄貴であることは変わらない
いつもドSな亮さんだけど
妹には優しい
それに妹のことをよく見てる
Aにはあんなかっこいい兄貴がいて
幸せなんだろうなっと思った
「御幸?」
『ど、どーかしたか?』
「いや、御幸がどーかした?」
『亮さんみたいな兄貴いいなってなw』
「嫉妬ー??」
『なんか悪いことでもあんのか?』
「いや、妬いてくれたんだって」
『そっか』
さっきまであんなに甘えてきたり
具合悪そうだったのに
もう元気で
いつものAに戻ってる
もっと俺に甘えて欲しかったな…
今日は亮さんに完敗だ…
『もう具合よくなったのかー?』
「おかげさまで」
『じゃあ、寝よーぜ』
「なんでよー」
『寝てくんねーの?』
「自分の部屋かえる」
『えー、俺泣いちゃうよ?』
「お兄ちゃんに慰めてもらえば?」
『ばーか』
さすが兄弟
ほんと性格亮さんにそっくりなんだよな
背をちっちぇーし
(ギュッ
そんなことを思いながら
俺はAを優しく抱きしめた
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作者名:[konomi▲] | 作成日時:2016年12月17日 22時