浦島坂田船の○○期

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「よぉし!さっそく始めよ〜」
さかたんは楽しみなのか私に服が入った袋を渡す
「じゃあとりあえず浦島坂田船の順番でしよ」
うらたさんも袋を私に渡す
「そうやな、そうしよ!」
志麻さんにいたってはニヤニヤしながら渡す

「あ、言うの忘れとったけどこれ対決やから!
この後誰が良かったか決めてな」
(え、センラさんなに言ってるんですか?!)


こうしてファッションショーが始まった

(あー本当にやるのか……)
私は隣の部屋でうらたさんが買ってきてくれた服を着る


「まず俺のからかぁ、A着替えたー？」
「は、はい」
私はそっと扉を開ける

うらたさんが買ってきた服は
ロゴが入ってる白と黒のビックＴにジーパン
なんか地味？

(…以外だなでも安心した変なやつじゃなくて)
「えーうらさんこんなんが好きやったんやー」

さかたんが言うと他の二人は
私を見ながら頷く

「俺がなんでこんな地味な服を選んだかと言うと、Aの肌を他の奴に見せたくなかったからあえてビックＴとかにした

Aは俺のだから」
うらたさんはそう言って私を抱きしめそっと
耳元で

「Aは俺にしか見せちゃダメだから」

囁いた


「ちょ、今うらたんなんかAちゃんに
言ったでしょ!!」

センラさんが、抱きつくな〜 と指をさしてう
らたさんにむかって言う

別に〜 とうらたさんは言った



(あとこれが三回続くのか……)

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