新メンバーは12歳の女の子でした【ars】 (ページ18)

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会場についた。

受付の人に場所を聞いたらすんなり教えてくれて、オーディション中の部屋のドアの前にいる。
大丈夫、大丈夫。自分に言い聞かせてドアをノックする。なんてことする暇もなかったのでノックもしないで思いっきりドアを開けた。

『失礼します！遅れてすいません！今からオーディションって受けられますか！？』

皆さんポカーンとしてこっちを見てる。そりゃそうだ。オーディションをやってたらいきなりドアが開いて息切れしてて、若干泣いてる女の子がいるんだもん。誰だってそうなるわ。

中には嵐と思われる男性5人と、オーディション参加者のモデルさんっぽいきれいな人1人

入るタイミング間違えた？焦なんてふざけてると櫻井さん？に話しかけられた。

「きみ、ど、どうしたの！？」

『ぼく、ど、どうもこうもオーディションに来たんですよ！』

ふざけてみた。笑

「え、でも開始時間とっくにｓ「いいじゃないですか、翔さん。その子勝ち上がってきたんですから。」そうだけど…」

『参加しちゃダメなんですか！？いいんですか！？はっきりしてください！ダメならすぐ帰りますから！』

なんとなくうじうじしてるその姿がイライラしてきちゃって怒鳴っちまった。

「でも連絡なしに遅刻して…参加させるってのも…」

「翔ちゃん連絡もらってるよ？いけないかもしれないって。」

「そうなの！？早く言ってよリーダー！じゃあ入って？」

ごめんごめんなんて言ってるフニャフニャさん。ありがとう。

「じゃあ俺らの質問に答えてもらってもいいかな？それがこのオーディションの課題。いやなことは答えなくていいよ。それじゃあよろしくお願いします。」

「まずは俺から。自己紹介をお願いします。」

『はい。西城A、12歳です。特技はないです。』

「ありがとうございます…」

はや！って顔してるよ。それは思ったけど特にいうことがないんだもん。しゃーない

「じゃあ次は俺ね！なんでこのオーディションを受けたの？」

『答えたくありません…』

「そっか…ありがとうね。」

「じゃあ次は私で。あなたは私たちのことを知っていますか？」

『知ってるっちゃ知ってるけど…ビミョーなところです…』

「そうですか。ありがとうございます。」

「ここからは、もう一人のえ～と…麗華さんとAさんで答えてください。」

「はぁい♡わかりましたぁ♡」

『はい。』

こんなぶりっ子と答えるのか…気持ち悪いな…