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再会 ページ4

銀時side


神「銀ちゃーん!」


夕方頃「散歩行ってくるネ。」と言って外に飛び出して行った神楽。


台風になる予報だったから、早めに帰ってきたのだろう。


神「美少女飼っていいアルカ?」


銀「は?」


神「道に落ちてたから拾ってきたネ!」


美少女を拾ってきた?


新「ちょっと神楽ちゃん、まさか誘拐してきたんじゃ……」


顔を青くしてそう言う新八。


それを見て思わず鳥肌がたち、神楽を揺さぶった。


銀「おいいいいいい!!!いくらお巡りさんと知り合いだからって、お前…誘拐って……」


神「失礼アルナー。ちゃんと了承とったネ。それにお前らが思ってる程ロリじゃないアル。」


銀「ロリじゃないならなら、なおさらどうやって了承とったんだよ!!チャイナ服着た奴に「家来る?」ってきかれて「行く。」なんて言う奴いるわけねぇーだろ!!」


はぁ…とため息をついて頭を抱える。


するとムッとした顔をした神楽が、


神「そういうことは、ちゃんと本人に会ってから聞くよろし!」


そう言ってまた廊下をドタドタ走って行く神楽。


Aside


あきらかに反対されているような声が響く。


そりゃそうだ。急にこんなことになったら反対されるわ。


そんなことを考えていると、またドタドタと神楽ちゃんが走ってきた。


神「ちょっと来るよろし。」


「え?」


私の腕をひっぱって、部屋に一直線。って…痛い!痛い!腕もげる!とれる!


神「ほら、見るアル。これ見てもさっきと同じこと言えるアルカ!」


やっとの思いで腕を離してくれたと思い、辺りを見回すと口をあんぐり開けたメガネの男の子と……


「へ……」


銀「ん…?」


お互い目を見張る。


目の前には見た事のある銀色のまるで毛玉のようにふわふわした髪。


死んだ魚のような目。


それと神楽ちゃんが言ってた「銀ちゃん」という名前。


かつての仲間の姿と重なり合う。


銀「おまっ……まさk「銀ちゃーんんんんんんんっ!!!!!!」ぐほっ!」


私は反射的に飛びついた。


「逢いだがったよぉー!!」


銀「ちょっ……やめろっ!!鼻水拭くな、汚ぇ!!」


新神「?!」

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作者名:紺15 | 作成日時:2019年1月31日 17時

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