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だ「Aは俺らとゲームしてて、楽しい?」
「え?」
だ「楽しない?」
「楽しいよ。ずっと、2人とゲームしてみたかった」
だ「俺も楽しいよ。ありさかは?」
あ「そうね、ずっと笑ってられるし。試合中も俺らの分まで報告上げてくれるの、助かってるよ」
だ「俺も楽しい。ありさかも楽しい。Aも楽しい。それがいっちばん大事やない?」
「……ん」
あ「やりにくいとか、誰が足引っ張ってるとかないよ。負けたのは"チーム"で負けたんやから、3人で反省しよ? 独りで全部、背負わなくてええんやよ」
だ「むしろ、俺がお嬢の分まで持ってやるでな!」
「うう〜まって、また涙出てきた〜」
だ「今のうちに泣いとけ!」
「ふ、あはは……だるまさんが泣かせてくる〜」
あ「うわ〜だるまがうちのお嬢泣かせてる〜」
だ「おい待て、それはちゃうやろ」
「んはは」
「ありがとう。もう大丈夫!」
「絶対に負けないから」
だ「期待しとるで、お嬢様?」
あ「その意気、その意気」
「あの時のだるさかコンビさ〜」
「もうマジで本当にさ、惚れるかと思っちゃったよ」
「私がただの一般リスナーだったら間違いなく惚れてた」
>わかる
>わかる
「わかるよね! あんなに良い人なかなかいなくない?」
「2人に何も言わずにツイートしたのに、あの『負けない』ってやつね。あれにリプくれてたの配信終わってから気付いてさ、え、もう、好き〜〜ってなってたww」
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作者名:花束 | 作成日時:2022年7月11日 2時