➤ ページ21
.
◆久しぶりの
「え〜と、それでは。んんっ……」
「こんきつ〜歌えるけど踊れない、ゲームする見習い妖狐のAです! 人間界のことはまだまだ勉強中だけれども、精一杯頑張るのでよろしくお願いします!」
>こん〜
>こん〜
>正式な挨拶めっちゃ久しぶり
「てことで、精一杯頑張ります!よろしくお願いします、だるまいずごっどさん、ありさかさん!」
あ「そんなアイドルみたいな挨拶する人だったんだ……」
「一応これが正式な挨拶なんですけど、普段はしないですw」
あ「じゃあ、レアってことッスね」
「そんな感じです〜」
◆実は……
あ「だるま、さっきから静かすぎないか?」
だ「あ? そんなことないやろ」
「私いるからですか……」
>きつちゃん声ちっっっさ
>確かにだるさん静かかも??
だ「ううう〜。あんま言いたくないんやけど〜」
だ「俺、めっちゃAさんのファンなんよ〜」
「んぇ、マ??」
あ「あー。いつだかそんなこと聞いたかもしれんな?」
>ファンボま?
>まじ??
>だるまさん歌みたとか聞くんだ
「え、あ、えと。……ありがと、ございます」
だ「いや、こちらこそ。サマータイムレコードの頃からずっと聞いてます」
「ねぇ、めっちゃ古参のリスナーいるんですけど〜w 投稿2曲目じゃないですか!」
だ「最新のマフィアもめっちゃ良かったです」
「めっちゃ恥ずいて〜」
あ「う〜ん、この置いてけぼり感」
>照れきつかわよ……
>いや、思ってたよりも古参で草
>ありぴwwww
◆呼び方
「だるまさんとありさかさんって付き合い長いじゃないですか」
あ「そうだね」
「めちゃくちゃ仲良しじゃないですか」
だ「そんなことないけどなw」
あ「おい」
「だから、『Aさん』って呼ばれるの、なんか距離あってイヤです。あと敬語もヤダ」
>定期的に挟まるだるさかてぇてぇマジで感謝
>拗ねきつかわよ〜
だ「タメにしよかww Aさんがダメならなんて呼ばれたいん?」
「なんでもいいよ」
あ「ww 普段はなんて呼ばれるの?」
「ん〜、きつが一番多いかも」
だ「きつさん」
あ「じゃあ、きつさん?」
>このだるさかの圧倒的お兄ちゃん感よ
>ここに新たなてぇてぇが生まれた
「ちゃん!」
あ「いやぁ〜それはちょっと、ハードルが……」
「ヤダヤダ! だるちゃんとありちゃんと一緒がいい!」
だ「急に駄々こねるやんww」
➤→←【切り抜き】初出場ではしゃぎまくる狐が可愛すぎた件【#満開WIN】
518人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花束 | 作成日時:2022年7月11日 2時