第15話 ページ15
「一緒だな。」
「3番」と声を上げたのは私と順君。
本当は幸ちゃんと一緒になりたかったけど、
あまり話したことがない人と組むよりかは全然良い。
幸ちゃんは安定の…森山先輩。
「笠松ぅぅ！！やっぱり俺ら親友だな。｣
｢うっせぇわしばくぞっ！！」
｢い、痛いよ笠松…」
ちょっと羨ましいと思うぐらいラブラブ。
けどなんか幸ちゃんが少し不機嫌そうなのは気のせいだろうか。
そしていよいよ私達の番が来た。
「よし、次は俺らの番だな。
俺も一応怖がりだから、それは許してくれ。」
そっか、そういえば順君も私と同じく怖がりだったっけ。
雷なるだけで確かお互い怖がってた気がする。
「暗すぎ！怖すぎ！」
一応ビー玉を置いて、今は帰ってる途中。
でもその後の道が想像以上に怖すぎた。
周りは何も見えないせいで懐中電灯の明かりだけ。
もはや一旦死んだ方がマシなのではないかと錯覚しそうになる。
「大丈夫か？」
順君は比較的大丈夫そうで、私の手をずっと握ってくれてる。
怖がりだと言っていたさっきの言葉は大嘘だったみたいだ。
でも順君の手は温かくて少し安心する。
カサカサッ
「な、何今の…」
「わ、わかんねぇ。」
さすがに今のは順くんも少し怖かったみたいで、顔が強ばってる。
何かの生き物だろうか。
「もしかしたら動物かもしれねぇし、さっさと行くか。
襲われたらたまったもんじゃない。」
「う、うん。」
それから5分経ったがまだ先は長そうだった。
かなり本格的な肝試しの道のりが用意されていた様だ。
「A、上見てみろよ。
めっちゃ綺麗に見えるぞ。」
「ほんとだ、綺麗っ！」
私は順君に合わせて上を見た。
そこには無数の星が目に飛び込んできた。
今日は雲一つない青空の日だったことを思い出した。
「ねぇ順君、あれって夏の大三角形だよね？」
そう聞いた瞬間、順君が突然私に抱きついてきた。
何が起きたのかわからず少しの間思考が停止する。
怖かったから私に抱きついてきた、という考えは流石にこの状況では違うだろう。
「俺じゃダメか？」
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あやの♪(プロフ) - そーなんですね！また読んでみますね！ (2017年10月5日 18時) (
レス) id: 5ba2df906e (このIDを非表示/違反報告)
奈津(プロフ) - ミリアさん» 返信遅れて本当に申し訳ないですっ！！黒子か赤司の妹のトリップですか…テストが終わったら作ってみようかと。今日向先輩の新しいやつはあるので、もしよかったらそちらも宜しくお願いします！黒子か赤司だったらどちらがいいのでしょうか… (2017年10月4日 20時) (レス) id: 7c7d566da4 (このIDを非表示/違反報告)
奈津(プロフ) - あやの♪さん» あやのさんお久しぶりですっ！もう次の作品はありますよっ！またよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年10月4日 20時) (レス) id: 7c7d566da4 (このIDを非表示/違反報告)
あやの♪(プロフ) - お久しぶりです！お疲れ様でした！とても面白くていつも読むのが楽しみでした(*^^*)次の作品も読むの楽しみにしてますね！ (2017年10月4日 13時) (レス) id: 5ba2df906e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きですもし今後他の作品を作る予定があったら黒バスの黒子か赤司の姉か妹がワールドトリガーかハイキューかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて頑張って下さい (2017年9月10日 10時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈津 | 作成日時：2016年10月7日 19時
