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「 楽しそうだなー、おい 」
「 うん、私動物好きネ
女の子はみんな可愛い物好きヨ。
其処に理由要らないヨ 」
『 ういっしょ 』
定春君突進して来た
流石に何度も空を舞うのは嫌だから
ちゃんと神楽ちゃん上にあげて避けた
「 可愛いヨ こんなに動物に懐かれたの初めて! 」
「 神楽ちゃん…いい加減気づいたら…… 」
地面割って着地した後に走り出すって元気だね
「 私昔ペット飼ってたことあるアル、定春一号! 」
兎を寝苦しくて潰してしまった過去があると
あ 涙が
手拭いで拭いてあげる
「 泣けばいいのか
笑えばいいのかわかんないんだけど 」
「 あれから私動物に触れるの自ら禁じたネ
力のコントロール下手な私じゃ皆不幸にしてしまう
でもこの定春なら
私とでも釣り合いが取れるかもしれない
これ神様のプレゼントアルきっと
あっ 酢昆布切れてるの忘れてたネ
ちょっと買ってくるヨ 」
「 ウェッ 」
『 うん 気を付けてね 』
「 うん!! 定春の事宜しくアル! 」
「 おいちょ、待てよ! 」
二人共遊ぶんじゃなくて遊ばれてた
怪我だらけで あれなんかちょっと痩せた?
「 寝顔は可愛いんですけどね、寝顔は 」
「 こいつは犬の姿をした狂気だ 」
芝生に倒れてく二人
「 凶暴な犬とマニアの世界には心奪われちゃ駄目だ 」
「 でも神楽ちゃんが
あんなに可愛がってるの見るとなんだか 」
『 もっ駄目っ二人共っひぃ 』
「 この人は何に対して笑ってるんですか…… 」
「 他人の不幸は蜜の味って奴だろうよ 」
「 銀さんじゃないんだから 」
「 おう、ここに居たか 」
『 あ! 栗色さんと多串さん! 』
「 土方だ 」「 沖田でさァ 」
ありゃあ? 大外れ
えーと じゃあ
『 有毒中毒者さんと覗き魔さん? 』
「 この子人の話聞かないんだけど! 」
「 覗き魔じゃねぇ、沖田でさァ 」
「 ダァーっハァーッハッハッハッ!
残念だったなァ!
この銀さんでも
此奴に名前を覚えさせるのは三ヶ月掛かった! 」
「マジですか
じゃなんで僕等はすんなり覚えたんですかね? 」
「 えっ、そりゃあのぉ…… 」
『 ふふ、安心して下さい
銀時の時はあれはどう考えても態とだから
銀時って揶揄うと面白いんだよ
直ぐ拗ねちゃってさ 』
「 この人意外とSだったりします? 」
『 沖田さんと土方さんですね
宜しくお願いします。 ハルです 』
「 自分の流れに持ち出すの!?
スって戻ったよ!??凄いなこの人ッッッ 」
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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時