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『 ほら銀時、桂さん離れて下さい。
愛玩動物同士の戦いに
飼い主が混ざってどうするんですか? 』
「 む……此処はエリザベスを信じよう 」
「 ……怒られちゃあ仕方ねぇな 」
「 それじゃあ行きますよ! 位置に着いて、よーい
ドンッ!
おっとこれはぁ! 」
「 ウア、ウアアアアタタタアタッ 」
「 わんわんっ 」
「 馬鹿オメェッ! あっちだって! 」
「 はふぅっはうっ 」
「 定春ちゃん
いきなり逆走して飼い主を追いかけ始めたぞ! 」
「 止めろオォオ! あっちだってば! 」
「 坂田さんが審査員席に乱入!
てかやめろ! セット壊すなおい!
さて、一方エリザベスちゃんの方は……
物凄いスピードだァ!
一見不利かと思われた
エリザベスちゃんすっごいスピードで駆け
あれ気の所為か? 一瞬おっさんの様な 」
「 言い掛かりは止めろ。
エリザベスはこの日の為に特訓を重ねたんだ
おっさんとかそんな事言うな 」
「 アッスミマセン 」
刀突き付けるのは
不正行為というか犯罪じゃないですか
攘夷志士という立場ですから
気性は荒いのかもしれませんけど
駄目ですからね ソレ
「 銀さん!
どうせ逃げるなら骨の方に逃げて下さいよ! 」
『 頑張って下さい〜! 』
傍観しよう、そうしよう
あーあー 会場全体が崩壊して大惨事
エリザベスさんがもう直ぐ骨に
あ 神楽ちゃんもう大丈夫なのかな?
さっきまで緊張で固まってたけど
復活して銀時を骨の方へ放り投げた
銀時投げられる事多いね
主に僕等と自分自身の所為だけど
わ 凄い定春君。 追いかけるの速い!
あ゛!!
飼い主乱入しちゃったよ もう
!??!!!?
「 嘘だろ……エリザベス…… 」
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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時