検索窓
今日:29 hit、昨日:2 hit、合計:39,221 hit

// ページ20

----


「 とっとと歩け! 」
「 おいどうしたんだ!! 」

ん、銀時だ。 やっぱり囲まれてた


意識は落とされると思ってたけれど案の定だった
何だろ この蛙

拠点を聞き出し潰す
首謀者は桂さん疑惑
表に妙な奴等

この後どうしましょうか

きっと真面に話を言っても話を聞いてくれない
こういう人達皆 話を聞かないのは何で

僕こっち? 吊るされる方

「 新八! おい新八ぃ! 眼鏡ェ! 」
「 誰ぅぇが眼鏡だ! 」

「 そんな事よりもハルが…! 」
「 ……! ハルさん!! 」

「 おじさんはね
不潔な奴と仕事の邪魔をする奴が大っ嫌いなんだ。

もう此処等で邪魔な鼠を一層したい
お前等の巣を教えろ

意地張るってんなら此奴死ぬぞ 」

海の上だね これ
本当に死ぬよ? 僕泳げないし。 どしよ

「 何の話ネ!! 私達何も知らないヨ!! 」

「 惚けんな
テメェ等が攘夷志士ってんのは分かっている 」

「 テメェらのアジトを教えろって言ってんだよ! 」
「 おい! 其奴等に手を出しちゃまずいんじゃ、 」

「 彼奴は意識無い上に団長に捕……!? 」

「 うあっ! 」「 新八! 大丈夫カ! 」

体の至る所に糸が巻きついてるのに気付き
離してくれましたかね?

頂に吊るされる前に気付かれぬ様
糸を巡らせてて良かった

僕が力を込めたら一瞬で死んじゃいますね

『 動いたら死ぬぞ 』
「 お前!! 」

『 ふふ 約束守ってくれなきゃ悲しいです 』

「 僕等は攘夷志士じゃないし
桂さんの居場所も知らない!

ハルさんを離せ!!
此処は侍の国だぞ、お前達なんて出てけ! 」

「 侍だ? そんなモンこの国にはもういねぇ 」

天人に物言い出来る様になり 僕は嬉しいよ新八君
足音が聞こえて来たんで一発受け止めて貰おうかな

『 侍は何処にだって居ますよ

この性根腐れ潔癖症がッ 』

顔面に蹴りを御見舞して宙へ舞った
手が使えないの忘れてた

「 ハルさん! 」「 ハルッ! 」

『 そんな心配しなくても 』

「 待て待て待てェ!! 」

助けられ安堵したけど
砂埃が舞って目にぃ! 入ったぁ!

「 いてて、傷口開いちゃったよ……

あのー、面接会場はココですか

こんにちはー坂田銀時でェす。
キャプテン志望でーす

趣味は糖分摂取
特技は目ェ開けたまま眠れる事です 」

「 銀さん! 」「 銀ちゃん! 」
「 テメェ! 生きてやがったのか! 」

この人心臓一刺ししなかったのかな

銀時は何が何でも大切な人の為なら
生き返りだってしそう

誰かと一緒に来たのは予想外


----

//→←//



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。