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「 俺の用は終わったぞ! 後はお前の番だ銀時!
好きに暴れるがいい! 邪魔する奴は俺が除こう 」
「 テメェは桂ァ! 」
「 違う! 俺はキャプテンカツーラだ! 」
桂さんに拾われたんだ。 なら納得
「 テメェ終わったな、完全に春雨を敵に回したぞ?
今に宇宙中に広がる春雨が
テメェらを殺しに来るだろう 」
「 知るかよ。
終わんのはテメェだ いいか?
テメェらが宇宙のどこで何しようが構わねェ
だが俺のこの剣、此奴が届く範囲は俺の国だ 」
銀時の後ろに僕の両隣に新八君と神楽ちゃんが並ぶ
護られてる気分上げ上げだよね 後ろにいるって
「 無粋に入ってきて俺のモンに触れる奴ァ
将軍だろうが宇宙海賊ダローが隕石だろうがァ!
ぶった斬る! 」
「 ……おいテメェ便所で手洗わねぇ割に
結構綺麗じゃねぇか 」
「 駄目っすね。 本当フラフラして歩けない 」
「 日浴び過ぎてクラクラするヨ〜、おんぶ 」
甘えたですか、そうですか
可愛いらしいですね 本当に
「 何甘えてんだ腐れ餓鬼共!
誰が一番疲れてるか分かってんのか!
二日酔いの上に身体中ボロボロなのに
頑張ったんだよ 銀さん! 」
「 僕等だって頭がふらふら何ですからねぇ 」
「 そうアルヨ! ぶらぶらアルヨ! 」
「 付き合いきれねぇ、俺ァ先帰るからなァ 」
『 ふふ、では神楽ちゃん乗って下さい 』
「 やったー! 」
「 ええ〜神楽ちゃんだけ狡いでーす! 」
屈んで神楽ちゃんを背負う
新八君に何か言われたけど
『 大丈夫ですって、ほら 』
「 ……新八ぃ! 来やがれ!! 」
「 ははぁーい!! 」
「 元気爆発ゥじゃねぇか 」
「 ハルは何でもお見通しネ! 」
『 銀時はそんなに薄情じゃないよ 』
銀時の隣に並んだ
こういう時に身長欲しくなるんだよ
「 銀ちゃん、ハル!
私ラーメン食べたくなってきたヨ! 」
「 僕寿司でいいですよ!! 」
「 バカヤロー、
誕生日以外にそんなモン食えると思うなよ
たくよー、重てぇなチクショー… 」
『 ……お疲れ様銀時 』
腕を伸ばして銀時の頭を三回程優しく叩く
少しでも気休めになればいいな
「 お前もな、
此奴等に怪我無えのもお前のお陰だろ 」
お見通しな上撫でられた
畜生。
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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時