コナンの嘔吐2

プール　熱中症３＊ ページ11

気づいたら学校の保健室のベッドで横になっていた。


急いで起き上がると、

保健室の先生がいて、

「あ、目 覚めたのね！急に起き上がるとまた気持ち悪くなっちゃうから、横になってなさい」

そう言われて、コナンは横になる。

(なんでおれここにいるんだ？)


一瞬そう思ったが、プール教室で戻したことを思い出した。







「プールの先生が連れてきてくれたのよ。今日暑かったから、熱中症になっちゃったのかな… 今は気持ち悪くない？ 」


「ちょっと気持ち悪いですけど、吐きそうってほどじゃ、、」


「そしたら、お水飲める？脱水になっちゃうからね」

「…はい」

コナンは二口ほど水を飲んだ。





「そしたら先生、ちょっとだけプールの先生のところに行ってくるね。ここに洗面器置いておくから、もし気分悪くなっちゃったら、ここに戻していいからね」








そう言って、保健室はコナン一人になった。

ベッドで横になっているが、コナンはまた吐き気が強くなってきた。





はじめは吐きそうという程ではなかったので、先生が戻ってくるまで我慢しようかと思ったが、



だんだんせり上がってきた。


急いで洗面器を手に取り、

「ゔぐっ……げえぇっ」

「けほっ、……ゔっおえっ」



「ぉぇ、げほっ、」


そこに先生が戻ってきた。


「気持ち悪くなっちゃった？」

そう言って、コナンの背中をさするが、


「オェッ……っえ、はぁ、」

コナンはえずくだけで、なかなか吐けない。

プール　熱中症４＊→←プール　熱中症２＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す