魔入りました入間くん！いつの魔にか売られていた子

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ｻﾌﾞﾉｯｸ｢…ヌ？
　 オ…オト…？｣

ｸﾗﾗ｢私も私も！｣

ｲﾙﾏ｢いや言ったけどそんな大声で言うことでは…あれ…？｣

ｱｽﾞ｢フフフ、教えてやろう！おトモダチとは共に時を過ごし苦楽を分かちそして、
　 その方のためならば命を賭す血の契約なのだッ！！｣

ｲﾙﾏ｢凄い脚色されてるッ！！｣

『そんなもんじゃ...』

なんか変な契約みたいになってるからやめて〜！

ｻﾌﾞﾉｯｸ｢(なんか凄そう…！！)｣ｸﾞｯ

なんか効いてる！！

ｲﾙﾏ｢そして効いてるッ！！
ちっ、ちが…｣

ｶﾙｴｺﾞ｢喧しいぞ貴様等ッ！！｣ﾊﾞｧﾝｯ

ｶﾙｴｺﾞ｢外まで丸聞こえだ。もっと粛に出来んのか！！｣

ｲﾙﾏ｢カルエゴ先生！｣

ｸﾗﾗ｢エギー先生が担任なの！？｣

ｶﾙｴｺﾞ｢お陰様でなッ
会議の日に濡れ衣で捕まって…
不在の間に貴様等の担任を押し付けられたのだ…｣ｺﾞｺﾞｺﾞ

ｸﾗﾗ｢へー｣

ｲﾙﾏ｢(せっ先生の顔が見れない…)｣

...なんかごめんなさい...

ｶﾙｴｺﾞ｢外へ出ろ、アホ共！
授業を始める｣

…学校裏、高台

ｶﾙｴｺﾞ｢前回の召喚試験とこの授業の結果で貴様等の位階を決定する
内容は谷奥の旗までの競走だ｣

ｲﾙﾏ｢(登山かあ…大変そう)｣

『(僕といる兄は飛べない...)』

ｶﾙｴｺﾞ｢無数にそびえる巨大な岩山と巣を守る怪鳥を避けて進め｣

？｢はい！使い魔先生！鳥への攻撃はアリですかぁ？｣

ｶﾙｴｺﾞ｢構わん。殺しすぎは減点だがな。あと次使い魔先生と呼んだら殺す
加えて今年は｢囀り谷｣のみをコースとする｣

ｻﾌﾞﾉｯｸ｢なッ
待てい！｢金剪の谷｣も通過コースだろう！！｣

そうなんだ...

ｶﾙｴｺﾞ｢あぁ。何故か金剪の｢長｣の気が立っていてな。今｢金剪｣は立ち入り禁止なのだ｣

ｻﾌﾞﾉｯｸ｢ならぬっ！
己は金剪にする！金剪でなければ意味がないのだ！！｣

ｶﾙｴｺﾞ｢やかましい、知るかッ。コースに変更はない、総員準備！｣

全｢｢ハーイ！｣｣

ｲﾙﾏ｢(準備？リュックとか？)｣

ｸﾗﾗ｢エギー先生は？｣

ｶﾙｴｺﾞ｢その呼び方やめろ。私は後から追う｣ﾊﾞｻｯ

ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ
カルエゴ先生につられ、皆も羽を出す

ｲﾙﾏ｢えっ｣

やばっ

ｶﾙｴｺﾞ｢用意はいいな。では只今より"飛行試験レース"を開始する｣

ｶﾙｴｺﾞ｢飛行試験を開始する！翼を広げろ！！｣

ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ…

ｲﾙﾏ｢ちょっ待｣

ｶﾙｴｺﾞ｢位置について、用意





スタート！！｣

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