【黒子のバスケ】元明洸中の女の子は霧崎第一に入学しました【花宮真・黛千尋】

受け止める ページ47

貴方side

私はシュートを打った


(シュッ)


貴「入った…か」

黛「お前……」



貴「私さ……PGだったじゃん？
でもある人達と戦ってボロ負けしてさ。
それから自信なくなっちゃって…

だから今は真のアシストしてるんだ。
パスを繋ぐって面では
今の千尋と同じなのかもね。

あんまりシュートしてなかったから
鈍ってたらって思ったけど平気だったみたい」




黛「昔からスティール上手かったもんな…」





貴「でもさ、やっぱシュート
きまると嬉しいね(ニコッ)」

黛「その顔…」

貴「？」





黛「その笑顔…俺は好き」

貴「はい？///」



黛「いや、あのそうじゃなくて…
そのえっと///

そのお前のバスケして楽しそうに
笑う笑顔が好きだってことで……
別に深い意味は…///」

貴「あ…うん…分かってるって///」





黛「やっと普通に話せたな」

貴「うん」



黛「俺はお前の過去とか知らない。
でも……今のAを見て嫌いになるとかないから…………そんな拒絶するな」


貴「でも……ラフプレーやめろって」



黛「もちろんそんなプレーじゃなくて
昔みたいに笑ってバスケしてほしい

でもそれがお前を苦しめるなら、
俺は今のお前も受け止める」





貴「受け止める……」



そんな言葉真達の他に言ってくれる人
いなかったな





貴「千尋って馬鹿なのかな…」

黛「え？」


貴「私達に怪我させられたのに、
よくそんなこと言えるよね……w


でも………ありがと」



黛「ああ」
と昔のように千尋は私の頭を撫でた

新作のお知らせ→←真っ直ぐな目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す