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華75 ページ37

「愛美…」

「A、次何して遊ぶ?」









「好きだぜ、A」

「真くん…私も…大好き」









.









「ばいばい、A」









待って行かないで愛美。


手を伸ばしても、
愛美はそのまま歩いて行ってしまう。


私を置いてどこに行くの?
どこにも行かないで。









「お前たちのせいで愛美は…」









私のせいだ。
私のせいで愛美は…









「違う、悪いのは俺たちじゃない」









悪いのは……あいつらだ…









.









高尾「A…A!」

貴「和成…」









どうやら夢を見ていたみたいだ。
久しぶりだな、この夢。

さっき過去のこと話したからかな。









高尾「大丈夫か?うなされてた」

貴「うん、大丈夫」









まあ、しばらくは寝れそうにないけど。

すると和成は突然私のベッドに乗る。









貴「え、何?」

高尾「俺が隣にいるから寝ろよ」

貴「は?意味わからない」









何故か本当に隣に寝転ぶ和成。

考えていることがよく分からなくて
じっと見ると、和成はこっちを見た。









高尾「真ちゃんのバスケって
本当に気持ち悪いぐらいにすげーんだぜ?」

貴「は?」



高尾「宮地さんなんて、
いっつもパイナップルもっててさ」









いろんな話をしながら、私を抱きしめる和成。


何がしたいのか…よく分からない。
けど、何故か安心する。









高尾「変なやつばっかだよな…」









和成の声が耳元で聞こえる。


回された腕は強く、
離さないと言われているような感覚がした。









目を閉じると、さっきまでの不安や怖さは
不思議と感じなかった。








安心して眠りにつく中で聞こえたのは__









”俺が守るから”









__和成の言葉。









その言葉を聞くなり、
私は自然とまた夢の中へ入っていった。

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はちみつ♪ - 遅れてすみません。こちらこそよろしくお願いします (2015年9月26日 12時) (レス) id: 5eaaff209b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はちみつ♪さん» ありがとうございます!長い過去編第一弾も終わりました^ ^これからもよろしくお願いします! (2015年8月22日 19時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ♪ - わあ、まさかの展開。次の過去編も本編も楽しみです(*‘ω‘ *) (2015年8月19日 14時) (レス) id: 5eaaff209b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はちみつ♪さん» そろそろ過去編も終盤です!それから高尾もたくさん出ると思うので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。ありがとうございます、更新頑張ります!( ´ ▽ ` )ノ (2015年8月6日 19時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ♪ - 光さん» 過去編終わってほしくないけれども、高尾の出番も楽しみにしてます^^愛美ちゃんとこの後どうするんだろう?更新頑張ってください!! (2015年8月4日 13時) (レス) id: 5eaaff209b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年3月29日 17時

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