検索窓
今日:30 hit、昨日:10 hit、合計:133,889 hit

嘘44(高校過去) ページ47

貴方side

倉持に一方的に別れを告げられて、
たくさん泣いた。









けど、

御幸「A、帰るぞ」






優しい彼が隣にいてくれたから、
私はまた前を向くことができた。








御幸とは気が合って、
一緒に居るのが楽しかった。


倉持のことも、
忘れることができるかもなんて思っていた。









なのに……


貴「なんで泣いてるの、倉持…」

倉持「お前…」









たまたま倉持に渡すものがあって、
部屋に来たら泣いていた、
しかも私の名前を呼んで









貴「洋一…」

倉持「名前呼ぶなって言ったろ?」




貴「じゃあ、なんで私の名前を呼んだのよ…」

倉持「それは………」









もういいや、
ここで全てを伝えてスッキリしたい…
私はこの時そう思ったんだ。









貴「洋一はさ……あの日から変わったよね。
私が他の男の人に触れられたから
気持ち悪くなった?
汚れたから避けてたの?」

倉持「そんなんじゃねーよ」








貴「じゃあ何?それ以外ないじゃない!
それか洋一好きな人が出来た?」

倉持「違うっつってんだろ」








声を荒げる洋一









貴「こんなに好きなのに……
洋一のことが好きなの…」

倉持「A………お前…」









涙がこぼれ落ちていた。
好きで好きでたまらない。









貴「え?!」









久しぶりに触れた君の温もり。
なんで、こんな時に抱きしめるの?









貴「何で今なのよ、馬鹿…」









私には御幸がいるの、
裏切ることなんかできない。









倉持「悪い……頼みがある」

貴「!?」









”毎日1時間だけ夢を見させてくれねーか?”









君の瞳を見たら断れなくて、
ずるいなと思った。









これを御幸が見ていたなんて、
私たちは知る由もなかったんだ。









−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

過去編終了です。
この場面は嘘0〜のところに繋がってます。

いつも夜会っていたのは、
この倉持の頼みですね。



過去編が長い中お付き合いいただいて
ありがとうございます!

お気に入りや評価、コメントなど
とても励みになりました。



次続編に行きたいと思います!
続編出来次第お知らせします^ ^

続編のお知らせ→←嘘43(高校過去)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (187 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
229人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます!すれ違い、私も書いてて辛いです(´Д` )そろそろ過去編終わるんで、みんなの関係性が変わってくると思います( ´ ▽ ` )ノいつもコメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします♪ (2015年1月29日 14時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - テストお疲れ様でした!いつ見ても胸の痛みが増す作品ですね(´・_・`)倉持の気持ちも分かるし、主人公ちゃんの気持ちも分かる。すれ違いって辛いですね。 (2015年1月29日 1時) (レス) id: c2aadded24 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - えだまめ2ごぅ!さん» コメントありがとうございます!本当ですか!?そんな風に言ってもらえて書いてて本当よかったです^ ^テスト終わったらすぐ更新しますね! (2015年1月26日 1時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
えだまめ2ごぅ! - やばぃです!超いぃ!w こんな恋してみたいです~… (2015年1月25日 21時) (レス) id: b44a25ecaa (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - シャラ★さん» あー、じゃあ私がボードいくね(^^) (2015年1月25日 20時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2014年10月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。