【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と合宿をしました【花宮真・黛千尋】

交渉 ページ42

貴方side

貴「交渉しにきたんだよ私」

黒子「交渉…ですか？」





貴「この試合…
私たちが勝ったらそのリストバンド返してよ」

黒子「え！？」




貴「それはシゲのだよね？
友達だと思ってるなら分かるでしょ？

黒子…それはあなたが持つべきものじゃない。私が持っていた方が正しいと思うけど」





もっちーが馬鹿だから、
黒子に渡しちゃったみたいで
ずっと取り返したかった。


その時もっちーに凄い怒ったな。








＊＊＊



持田「あー、そういえば。
黒子って奴が来たぞ」

貴「は？」



彼は持田。
シゲ達と一緒に3年間
バスケをしたチームメイト。


シゲは引越しちゃったから、
私はこのもっちーといることが多かった。





貴「ごめん、今なんて言った？」

持田「だから、黒子が来たって」



貴「はぁ……
っでもっちーはどうしたの？」

持田「黒子にシゲが置いてった
リストバンドを渡した」




貴「ちょっと待って、もっちー。冗談？」



持田「俺はお前が言ってるような奴には
見えねーんだよ。

シゲが言ってたように黒子だけは、
他の奴らと違ってまだ光があった」




貴「馬鹿、一緒だって。
キセキの世代よりたちが悪い。
シゲの友達だって言っていながら
あんなこと…」

持田「でも…」




貴「でもじゃないよ…
あれは……………









私がつけたかったのに……」




持田「！？
……そうか…悪かった……」

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