【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と合宿をしました【花宮真・黛千尋】

過去編-嬉しい- ページ16

貴方side

最近おかしい。


花宮さんから電話やメールが
くるだけで心臓がうるさくなる。


今日も手を引っ張られたり、話したり
彼女って言われたり………



それだけで嬉しいし、体が熱くなる。






そんなとき…リストバンドを貰った。


花宮「リストバンドだ……
お前欲しいって言ってたろ？」

貴「いやでも…これって花宮さんのじゃ……」


花宮「俺はちょうど新しいの買おうと
思ってたからいいんだよ。黙ってつけろ」




こういう強引な所もドキッとする。


たぶん新しいの買う予定
なんてなかったんだろうな。

だって、これ凄い大切にしてたし。


こういう不器用さも
本当に可愛くて




何より、
私がリストバンドを欲しいって言ってたことも覚えてくれていたことが嬉しくてたまらない。



貴「こうやってつけると、
花宮さんと一緒にプレーするみたいで、
強くなった気がします」



そう言うと赤くなった花宮さん

顔をそむけたまま、
終わった後話があると言われた。




気になるけど、もう試合だし行かなきゃな




貴「じゃあ、もう行きますね」



そういい歩き出すと
花宮さんに腕を掴まれた。



貴「どうかしました？」



花宮「お前………足……」

貴「！？」

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