過去編-大好き- ページ26
花宮side
こいつはバスケをやめようとしている
それだけはどうしても…
させたくなかった
花宮「あぁ…俺たちが組めば最強だ。
それに……」
”絶対やめてほしくない”
こいつのバスケをしている姿が…
バスケをして笑う顔が…
大好きだったから。
これは俺の我儘だ。
けど…それでも…
やめてほしくねーんだ…
貴「?」
花宮「いや……何でもねー、
とにかくこれから俺が守ってやる。
だから黙って霧崎に来い」
貴「あいかわらず強引ですね」
花宮「フハッ、うるせーよ」
貴「……考えておきます」
花宮「あぁ」
よく考えたらずっと抱きしめてるよな。
そろそろ帰りのバスとかあんだろ。
花宮「じゃあ、もう戻った方が……」
貴「もう少し……」
花宮「?」
貴「もう少しこうしていていいですか?」
花宮「は!?///」
何言ってんだ、こいつ。
俺だってずっとこうしてたいけどよ。
貴「震えが止まるまで…
それまででいいので…」
よく見るとまだ震えが
止まっていないA。
そりゃそうだ、
あんな試合されて普通でいる方がおかしい。
花宮「ああ、いいぜ?
落ち着くまでずっとこうしていてやる」
するとAは向かい合う形になって、
俺に抱きついた。
花宮「ちょっお前…」
Aの顔を覗き込もうとするが、
抱きしめる腕を強くされ見えない。
でも…
貴「っ」
俺の肩が濡れているのと、
震えを見れば顔を見なくても分かる。
花宮「好きなだけ泣け……
今は…俺しかいねーよ」
俺はAを抱きしめる腕を強めた。
その後もこいつは子供のように泣き、
俺は黙って抱きしめていた。
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光(プロフ) - 神宮寺れいさん» 了解!^ - ^ (2014年12月15日 14時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
神宮寺れい(プロフ) - 光さん» わかったよ〜 光さんのボードにいくね? (2014年12月15日 14時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 神宮寺れいさん» どっちでもいいよー( ^ω^ )!! (2014年12月15日 8時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
神宮寺れい(プロフ) - 光さん» イイヨー(^O^)光さんのボード? (2014年12月15日 6時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 神宮寺れいさん» まあスッキリはしてるww俺赤司最高だったよね^ ^あ、思ったんだけどボードで話さない?( ^ω^ ) (2014年12月15日 1時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光 | 作成日時:2014年9月30日 15時