記憶 ページ10
貴方side
荻原「じゃあなんでまだバスケ続けてるんだ?」
貴「何でだろーね。
私実は霧崎第一バスケ部に入ったの」
荻原「は?!お前…そこって」
貴「うん…花宮真を中心にラフプレーをしかけるとこ」
荻原「なんでそんなとこに……」
貴「私もね、決勝戦の日バスケやめようと思った。そしたら急にあのバスケ部の人達が現れたんだ。助けてくれたの私のこと」
荻原「そっか…まあお前がいいならそれでいい。でも、本当はバスケ楽しみたいんじゃないのか?」
貴「もう無理でしょ。あんな試合されたら。
バスケしてるとさ、自然とあの時の試合思い出しちゃうし。
だからラフプレーするんだけど、
全然その時の記憶は抜けなくて…
いつまでこのことを引きずって
生きてくんだろう私」
荻原「どうなんだろうな…。
でも俺はバスケから逃げた。
そういう風に思い出すのが嫌だから。
でもAは乗り越えようとしてるんだろ?それだけで俺は十分偉いと思うけどな。
少しずつでいいんじゃないか?
またバスケを好きになるの」
シゲ……やめるのがどんなに過酷だったか私には分かる。
私だってやめたくてもやめれなかった。
シゲはどんなに辛かっただろう。
貴「ありがとう。また……」
”またバスケやろうね”
そんな言葉が出てこない。
私より傷ついたのはシゲだもんね
貴「また電話する」
荻原「おう、またな」
3日後に会うことは
伝えることができなかった。
誰よりもバスケが好きだったのは私じゃない、シゲだったから。
194人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お姉ちゃん(プロフ) - 光さん» そうなんだ!もう文化祭終わっちゃった;ムッチャ楽しかった!御嶽山の噴火ヤバス(@_@) (2014年9月27日 17時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - お姉ちゃんさん» そういうクラスいいよね!(((o(*゚▽゚*)o)))私もそういうクラスの時の合唱とか凄い良かったもん^o^ (2014年9月27日 1時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
お姉ちゃん(プロフ) - 光さん» うん!自分で言うのもあれなんだけど、私達のクラス団結力があって準備とかすぐ終わるんだよ! (2014年9月25日 19時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - お姉ちゃんさん» もうすぐじゃん!!いいなー!文化祭楽しいよね( ´ ▽ ` )ノ (2014年9月25日 0時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
お姉ちゃん(プロフ) - 光さん» がんばる^^今週の金・土曜日にあるんだ!ムッチャ楽しみ^^ (2014年9月23日 17時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:光 | 作成日時:2014年6月8日 14時