【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と再会しました【花宮真・黛千尋】

監督命令 ページ47

黛side

貴「はいはい、ストップ。
っで、真は何か用があったんでしょ？」

花宮「ああ…A、
今から試合するってよ。
だから俺の代わりに出ろ」


貴「はぁ？なんで真の代わりなわけ？
意味わかんない」

花宮「監督命令だ」



貴「だからってまたPGやれって
言われてもさー」

花宮「出ろっつってんだろ」


貴「…………ちぇ、分かったよ…」


Aは明らかにふてくされながら、
コートの中へ入って行った。






黛「あんな無理矢理やらせていいのか？」

花宮「俺は監督だしな」




黛「……なんでまたPGを？」

花宮「……別に高尾のマークは
Aが適任だと思っただけだ」

黛「？」



適任！？





＊＊＊


高尾「あれ？AちゃんPG？
俺と一緒じゃん」


貴「やりたくてやるわけじゃないけどね…
まあいいや、高尾くんとは同種人間だし」

高尾「同種？！」





＊＊＊



黛「同種ってどういうことだ？」

花宮「あいつも持ってんだよ、ホークアイ」




黛「あぁ…
だからすぐに俺のことも
黒子にも気づいたのか」


花宮「ああ…」

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