心霊チートなアイツは。

過去編伍 ページ12

カ「これは、、、？」




青行燈「これはな、お前を護る守護妖、つまり我の呪い(まじない)が掛かっている石だ。
何かがあった時は、《術》を使え。」




カ「術、、、？」




青行燈「ああ。さっき我を召喚したのは、《召喚の術》だ。他にも、《結界の術》や、《浄化の術》、《消滅の術》、《守札の術》、、、
他にもあるが、、、いずれ分かるだろう。

お前は、《霊力》が異常に強い。故に、悪霊が寄ってくる。
今回みたいにな。



《浄化の術》は、柏手を打てば使う事が出来る。

柏手だけで《浄化の術》が使えるのも、お前の《霊力》が強いからだ。

このペンダントを必ず持っていろ。そうすれば、必ず仲間に廻り合える。

我が、必ずや、《主》の事を守ると誓う。」





すると、カラ松の意識は遠のいていった。








そして目覚めた場所は、泊まるはずだった旅館だった。




兄弟の話によると、森の中で倒れていたらしい。






でも、首には、ちゃんとペンダントが掛かっていたし、何故か、夢に思う事が出来なかった。





だからといって、兄弟に言う気にもならなかった。



なので《術》の数々は、自分で見つけ、磨いていった。




まだ眠っている《術》もあるが。







そして、今に至る。

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