僕らの場所 (ページ42)

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翔side ページ42

そんな時

和「人は多い方が良いでしょう」

雅「僕も戦うよ」

ニノと相葉くんが来てくれた。

ニノは病み上がりで相葉くんは吸血鬼ではないと考えると2人の応戦は心配もあるが僕たちだけであったから力不足でありがたかった。

吸「何ごちゃごちゃ言っている。敵はこっちだぞ」

吸血鬼は容赦なく攻撃を仕掛けてくる。

4対4になった僕らに1対1で攻撃してきた。

智くんは次から次へと素早い攻撃をし相手を圧倒している。

あっという間に1人倒れた。

相手を倒した智くんはニノと相葉くんの方へと走って向かう。

僕も負けじと吸血鬼に攻撃をする。

吸「こんなもん効かないわ」

吸血鬼は傷だらけになってはいるものの笑みは消えないまま戦いを楽しんでいる。

きっと命は惜しくないのだろう。

戦うことが楽しくて仕方ない、そんな顔をしている。

僕が吸血鬼の心臓にナイフを突き立てると同時に僕の胸にもナイフが突き立てられた。

心臓からは外れたようだが避けきれなかった。

吸血鬼は倒れ、僕も立っていられずゆっくりと地面へと崩れ落ちた。

ナイフが刺さった部分を押さえ、座っているがやっとだった。

息がどんどん早くなり胸からはじわじわと出血している。

遠くで3人が戦っている様子がぼんやりと見えた。