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プロローグ 朝なんて大っ嫌い ページ2

閉めきったカーテンが光を受けて、少し部屋が明るくなる。

「にゃー」

寝ている僕のお腹に乗ってきてご飯をねだってくるのは僕のクロ。

クロは僕の周りをぐるぐる回って、毛を撒き散らす。鼻がむずむずするので困る。

『分かった、分かったから…用意するから、いつも毛を撒き散らすの勘弁して…』

ふぁぁ…と欠伸をしながら、袋を開けてご飯を皿に入れて下ろす。するとバクバクと食べ始める。

『んーっ…はぁ…今日は何をしようかにゃ…』

そんなことを呟いて椅子に座った。

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作者名:眠り猫 | 作成日時:2019年3月10日 17時

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