３５．事実とは(壱) ページ35
零「最終ステージは見つかったようじゃな」
夏目「こっちの世界にあるのなラ、現実にモあるんだよネ？
だったら新しい実験場所にいいかモ……」
アカリ「今はそれよりも、影をみつけだそうよ………
って……あれ？
ヒカリはどこに行ったのかな」
アカリにそう言われて二人は辺りを見回すが_____いない。
先程まで後ろにいたはずの彼女は、忽然と姿を消したのである。
「君達遅スギだヨ〜！こッチハもウ準備終ッテるのニサ！」
公園の奥の方から影が姿を現す。
そしてその後の光景に誰もが目を疑った。
アカリ「な……なんで？
……………なん…で…………ヒカリが『そっち』にいるの_______？」
影の後ろにはぼんやりとこちらを見るヒカリがいた。
影「答えはネェ〜、『ヒカリは殺さないから』……だよ〜？？」
零「殺さないから………。
では何故、ヒカリは殺さないんじゃ？」
影「ヒカリと僕は本当なら結ばれていたからだよ。」
いつもとは違う、真面目なトーンでそう言う影。
夏目「どうやラ、そっちにも秘密がありそうだネ…？」
影「…そうさ。
______アカリ君、どうして僕が君に近づいたのだと思う？」
アカリ「お前の目的は金では無いだろうな。
他のやつみたいにものをねだったりしなかった。
……まさか……ヒカリ目的だったのか？」
影「ご名答。君の家は良くも悪くもセキリュティが固かったからね。
ああ……君の家というのは少し違うか」
アカリ「どういうこと？」
影「ふふ……だってさあ……
僕の家になるはずだったんだから。」
アカリ「な…それはヒカリと結婚したら…ということか？
でも、仮にしたとして、家の長男他にいるんだから、君の家にはならないだろ」
影「君は何も知らないのさ。自分のことも、妹のことも…………僕のこともね。」
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夜桜凛(プロフ) - 孤影色羽さん» いえいえ、全然大丈夫っすよ！ (2017年3月29日 0時) (
レス) id: 6245cde835 (このIDを非表示/違反報告)
孤影色羽(プロフ) - 夜桜凛さん了解です、修正致します。 ご迷惑おかけしてすいませぬ。 (2017年3月27日 21時) (レス) id: ad3a3184a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜凛(プロフ) - 25話の零さんのセリフ、「襲いかかって」が「遅いかかって」になってますよ！ (2017年3月26日 23時) (レス) id: 18db37ab0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：孤影色羽 | 作成日時：2017年2月24日 22時
