LBX 8体目 ページ9
___________…….
「どうして命令に従わない!隊長である俺の命令に背くことは許さんと言ったはずだ!」
今日のウォータイムで命令をスルーした2人を叱っているハルキ。
「そんなに怒らなくても…」
まだ深刻に考えようとしないアラタ君。
「遊びじゃないんだ、これは!」
「…それでもさぁ」
「規律を乱す事は許されない!」
駄目だ。今はこれ以上何を言っても駄目だ。
2人の案内もしなくちゃいけないし、ユノと私でお説教を終わらせることにした。
「まあまあ、結果的に無事だったんだからいいじゃない?」
「A…ユノ…」
「ハルキは戦闘報告書の提出があるでしょ?」
隣でユノが言った。
「……今の2人には何を言っても無駄…。」
私はハルキの耳元で呟いた。
「あぁ…わかった…」
ハルキも納得したようだ。
「取り敢えず、この2人を寮へ案内しないとね。私は鹿島ユノ。2年5組の副委員長よ。宜しく。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「貴方達の事、早く一人前にしないと、って焦ってるのよ。だからキツイこと言う訳。
ま、クラス委員長でもあるしね。
…でも、ハルキの事悪く思わないでね。前にちょっとあって…。」
ユノの一方的な会話だと思われたが、ちゃんと聞いていたようだ。
「…何が?」
「そのうち分かるわ。」
アラタ君の質問に対して、ユノは取り敢えずの返答を返した。
ユノらしいや。
「…ふーん。あの、同じクラスって事は、ユノもジェノックなの?」
「うん。私は第四小隊。女子だけの小隊なんだ。」
「女子だけ…」
アラタ君はそう言って、私の方をチラッと見た。
「ところで、どう?この島は。」
このまま黙ったままなのもどうかと思って、思いつきで聞いてみた。
「すごいよなぁ。LBXプレイヤーを育てる為に、昔の街並みをここまで作るなんて…」
答えてくれた。スルーされたらどうしようかと思ったww
「…古臭いだけだ。」
やっと喋ったと思ったらこれかw
「俺は結構好きだけどなあ。…!あれ、制服の色が違う…」
今まで気づかなかったのか、君はw
「制服の色は、所属する仮想国を表しているの。」
ユノが御丁寧に説明する。
続けて私も説明した。
「一番多いグレーの制服はロシウス連合。カーキはアラビスタ同盟軍。紫はハーネス。」
と、私が説明していると、後ろからキャサリン達が走って来た。
39人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベル - 読みました つづきが読みたいです 北条ムラクとの関係も興味深いです。 あと個人的に花をモデルにしていて好きになりました。 (2018年5月26日 20時) (レス) id: bb8a588750 (このIDを非表示/違反報告)
xミリスx@セレディ先生love(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!そう思ってくれる方がいるだけで嬉しいです。コメントありがとうございます! (2013年10月3日 23時) (レス) id: 352a850271 (このIDを非表示/違反報告)
りん - めっちゃおもしろいです! (2013年10月3日 23時) (レス) id: b9d101cf70 (このIDを非表示/違反報告)
みずほ - わおわおー☆ (2013年10月1日 16時) (レス) id: 7cf2510bb5 (このIDを非表示/違反報告)
xミリスx@セレディ先生love(プロフ) - リュナさん» はい!参考にさせて頂きます! 頑張りますね^^ (2013年9月29日 15時) (レス) id: 352a850271 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:xミリスx | 作成日時:2013年7月21日 20時