探し物 ページ11
｢おいっ！大変だ！神の親父がここにいるぞっ！｣
そう言いながらアイツがCRに飛び込んでくる。
自分の方が少し早かったが、ほぼ同じ内容を言いながら飛び込んでくる辺りは流石としか言いようがない。
｢‥‥さっき同じ台詞を聞いた｣
｢ナイスなタイミーング♪｣
｢お？あれ？俺遅かった？｣
キョロキョロしながら自分と黎斗を見るアイツを見て自分もこんな感じなのかと考えさせられる。
｢とりあえず説明するから早く座れ。｣
そう言って座らせるとシロが自分の為に入れてくれた珈琲を飲み始めた。
文句の１つでも言ってやろうと思ったがあまり時間がないので止めておく。
とにかく今はAちゃんの所在確認と檀正宗の攻略だ。
｢神、説明頼んだぞー。自分はAちゃん探すからな｣
そう言ってゲーム機内から出る。
後ろから焦った声が聞こえるが後は２人に何とかしてもらおう。
今はAちゃんが病院内に残っている事を祈って捜し出す方が先決だ。
そのまま自分は病院内を粒子化しながら走り出した。
『あ〜‥よく寝た‥。』
目を開けて周りを見ると何もなくて焦る。
『そっか、まだ捕まったままなんだ‥』
どの位経ったのか時間も分からない。
『まだ‥クロノス来ないのかな‥』
捕まっているのに敵を待つなんておかしいかもしれない。
でも、ここにいるのは本当に嫌だった。
『しーちゃんの言う事聞いとけば良かったかな‥』
今更そんな事言っても後の祭りだが‥と、そこで思い出す。
『そういえば、何かあったら開けろって言ってたよね！』
ポケットからシロのくれた小袋を取り出した。
そこには白い飴が２つ入っていた。
『‥飴？あ‥包み紙に何か書いてある。‥含んでから‥呼ぶ？』
何の事かさっぱり意味が分からなかった。
でも、少し寝たから何か食べたくなっていた。
『ちょうど良いから食べちゃお♪』
袋を開けて口に入れる。
甘い香りと味が口の中に広がってシロがよく作ってくれるお茶菓子を思い出す。
『美味しい♪しーちゃん有難う、ちょっと落ち着いたよ。』
甘い物は人を幸せにするなぁ‥なんて思いながら呟いた。
‥‥‥その瞬間
白い煙がAを覆い視界が奪われる。
思わず目を瞑って手をばたつかせた。
『なに？何が起きてるのっ?!』
そう叫んでから目を開けると煙が消えかかったところから何かの影が見えた。
よく見ようと目を凝らす。
『何が起きているのか‥私もよ〜く聞きたいです、くーちゃん！』
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koji(プロフ) - 桜奈さん» 有難うございます。そんなふうに言ってもらえるなんて本当に嬉しいです！もう、エグゼイドは少し昔のライダーになってしまっていますが、私の中の貴利矢さんはいつまでも変わらずにいます！又機会がありましたら逢いに来て下さいませ♪有難う御座いました！！！ (2018年8月14日 21時) (
レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
桜奈 - 貴利矢さんとの恋愛の夢小説で現実にあったらいいなと思いました。前から気になっていた作品ですが本当に読んで最高でした。kojiさんありがとうございました。 (2018年8月14日 16時) (レス) id: 17a1f17e2c (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - 大崎舞子さん» 有難うございます！大崎さんの言葉に励まされました！貴利矢さんは理想なんですよねー♪夢主‥これもまた理想です。本人全く違う人間笑 短編頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年6月19日 20時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - 完結ですねー！おめでとうございます！そしてお疲れさまでした！kojiさんのとこで読むたびに貴利矢を好きになっていきましたよ！健気な夢主ちゃんと全部受け止めてくれる貴利矢。理想だなぁ♪また短編始まったら読みに来させてくださいね！ (2018年6月19日 14時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
koji(プロフ) - 双羅さん» 有難うございます！きゅんきゅんしていただけて何よりです！読み返していただけるなんて更に光栄です！貴利矢ロスは続行中です笑 短編頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2018年6月19日 12時) (レス) id: 91fefba221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：koji | 作成日時：2018年4月25日 3時
