38:みんなとカズ ページ5
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潤「はい、これももう焼けてる」
「あ、ありがとう」
翔「サラダいる？」
「うん、食べる。ありがとう」
雅「ほいリーダーここ置くよー」
智「あんがと」
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向かい側から次々と、焼けた肉やら野菜やらが皿に置かれる。
何度か私がやるからと言ったけれど、笑って大丈夫と返された。
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「なんか贅沢してる気分」
翔「焼肉がってこと？」
「まぁそれもそうなんだけど、こんなイケメンに焼いてもらって
あたしなーんにもしないで食べてるだけっていうのが(笑)」
雅「やったイケメンって言われた(笑)！」
「そんなの腐るほど言われてるくせに(笑)」
雅「いやいや面と向かって言われるって意外とないよ」
潤「俺の場合”濃いですね”のほうが多いわ」
翔「んなの知ってるっつーね(笑)」
潤「ええ生まれたときから自覚してますよ(笑)」
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親しみある空気が自然と漂うおかげで
すぐに打ち解けて話すことができた。
私が気負わずリラックスできるようにと
さり気なく気遣ってくれてもいた。
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だけど
左隣のご主人様だけは、さっきからずっと仏頂面。
タバコをイライラと指で揺らしながら、下向いてはため息をつく。
その繰り返し。
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「・・・おいしいね？」
和「・・・そーですね」
「なんか、怒ってらっしゃる気がするんだけど」
和「んじゃそうじゃねぇの？」
「あたしのせい？」
和「なんもねぇから、気にせず冬眠明けのクマみたいに
食べてろよ」
「ちょ。なに、それ」
和「がっつきすぎ」
「・・・そんなにがっついてた？(泣)」
向かいの３人に恐る恐る聞くと
雅「ぃや・・・まぁよく食べるなとは思ったけど(笑)」
潤「少食の女の子より俺はいいと思う(笑)」
翔「確かに。焼肉なんだからさ、もりもり食べないと！」
がっついたことは否定はせず(泣)
でも、どんどん食べてと笑ってくれた。
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「みんなは優しいな・・・」
そう小さくつぶやくと
和「おい、その後ろ足邪魔」
と、おもむろにカズは立ち上がってトイレへと出て行った。
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にゃんこ?(プロフ) - わー、もうすきです。何回読んでも泣けます。感動作です。大好きです。 (2015年10月24日 23時) (
レス) id: 7cd6255155 (このIDを非表示/違反報告)
キィ(プロフ) - ものすごくいいです( ;o; ) (2014年12月31日 12時) (レス) id: a8abba2e9b (このIDを非表示/違反報告)
しゃむ(プロフ) - やばいっ// (2013年12月29日 20時) (レス) id: 62a7618415 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃ - にの、やばいwwめっちゃかっこよす(^o^)/ (2013年12月29日 2時) (レス) id: 20a30ec314 (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - 綾香嵐さん» とんでもなく遅いレスでごめんなさい（泣）コメント欄に気づかずとはいえ失礼いたしました（´pωq）続きも読んでいただけたなら嬉しいです…♪泣いてもらえて感謝カンゲキ(*´∀`)♪ありがとうー☆ (2013年10月25日 1時) (レス) id: 6e5f42385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Seira
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/seiralist/
作成日時：2013年1月27日 21時
