恋する理由【Nino】 (ページ4)

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4:不思議な男ページ4

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:「もしもし？」

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うち、くる？

そう言った？

会ったばかりの、見も知らぬ女を

この男連れてこうっていうの？

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:「お前、耳もバカになったのかよ」

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普通、こんなこと言うやついない。

面倒な女に、自分から関わろうなんてする男いない。

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あ、わかった。

てっとりばやく女をひっかけるテク！？

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:「安心しとけ。お前の体興味ねぇから」

「・・・・・//」

:「図星(笑)」

「・・・そんなこと、考えてません//」

:「一応お前も女なのね(笑)そういう心配するあたり」

「だからっ、してないってば//」

:「んじゃ何がやなのよ。こんなラッキーないぜ？」

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”なぁ？”

既に立ち上がって、ジャケットに手をいれながら

そいつはマスターに聞いた。

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マ「まぁ・・・大丈夫だと思うけど。それにとりあえずなら、
泊めてもらったら？こいつ、いいとこ住んでるし」

「いいとこ？」

:「お前ね、食いつくとこそこ！？」

「この人、仕事何してるの？」

マ「えーっと、なんていやぁいいの(笑)」

:「俺に聞けや」

「裏の世界とか、売り飛ばされるとかやだもん」

:「・・・どんだけ自分の体に自信あんのよ(笑)売らねぇし、裏の世界でもねぇし」

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やっとそいつの顔を見ると、メガネの奥の瞳と

パチンと目が合った。

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