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*4* ページ6











「ほら、取れた。」









桜の花びらを持ってにこにこ笑うその先輩。






こういうことに本当に慣れていない私はすごい慌ててしまう。









貴 「あ、ありがとうございますっ!」









私が頭を下げると、先輩は笑顔を保ったまま、私の頭を撫でて言った。








これも、初めての経験なもんで、顔を真っ赤にして俯いてしまう。









「俺、伊月俊って言うんだ。バスケ部。・・・気になったらいつでも体育館に来てね。」









伊月先輩は、私の頭を撫でると去って行った。









まだ、伊月先輩の手の感触が残っている。









なんなんだろう。この、和成と別の気持ちは。









それと・・・・伊月先輩は、バスケ部なんだ。









入るかはわからないけど・・・・・・とりあえず行くのは礼儀だよね?









伊月先輩は体育館って言ってたけど、バスケ部の入部希望の所に行ってみることにした。


















そこに行ってみると、伊月先輩はいなかった。






座っていたのは女の人と男の人。








私がそこをじーっとみていると、女の人がその視線に気づき、駆け寄ってきた。









「もしかして貴方、マネージャー希望?」






貴 「ヘっ!?」









突然だったから、間抜けな声が出てしまった。









「あ、違ったならごめんなさい。でも、こっちをずっと見ていたから何かなって。」






貴 「あ、いや、・・・その、声をかけられて・・・・」








しどろもどろになりながら話す私。








「?・・・・まぁいいわ!折角だから話だけでも聞かない?」






貴 「え、えーと・・・」









私が答える前に私を引っ張っていく女の人。









「日向くーん!!!マネ希望者来たー!!」








日向くん、と呼ばれた眼鏡の男の人はガタッと立ち上がって、








「お、ぉぉおう!!おう!!!ど、どうぞこちらへ!!!!」








完全にしどろもどろになってるその・・・・日向、先輩?








「ちょっと!もっとシャキッとしてよ!」









二人のやり取りが漫才みたいで、面白くて思わず笑ってしまう。









日 「・・・じゃあ、ここに、名前と組と出身校と・・あとなんか言っておきたいこと書いてくれ。」






貴 「あ、でも決めたわけじゃ・・・・」






日 「仮入部届だから心配すんな。」









・・・・・そんなわけで、仮入部届を書いた私。

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設定タグ:黒バス , 高尾和成 , 伊月俊
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黒猫 - 私とってもドキッとしました/////続きが気になります!無理なく更新頑張ってください (2015年8月11日 16時) (レス) id: c3e94fbdfa (このIDを非表示/違反報告)
結*(プロフ) - ちひろん♪さん» ありがとうございます!頑張ります!!! (2015年8月10日 11時) (レス) id: fbd2c7c5fb (このIDを非表示/違反報告)
ちひろん♪(プロフ) - うわぁ!伊月くんやばい!大好きo(^▽^)o更新頑張ってください! (2015年8月6日 23時) (レス) id: 2ffe49b7ea (このIDを非表示/違反報告)
結*(プロフ) - 三ツ葉さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2015年6月30日 8時) (レス) id: 9df07a1ca6 (このIDを非表示/違反報告)
三ツ葉(プロフ) - なんか読んでてドキッてきます!!私も伊月さんと高尾大好きです♪更新楽しみです!!頑張って下さい!!! (2015年6月24日 1時) (携帯から) (レス) id: 07606bc87f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結* | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年6月15日 20時

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