【黒バス】 キミの恋心にクチヅケを。 【高尾和成/伊月俊】

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そんなこんなで料理をはじめた私だけど。









貴 「・・・・ったぁ」









そう。・・・いや、料理はできなくはないんだけどね？








自分が不器用なことを盛大にうらみたい。









指を切ってしまったようだ。









でもぜんぜん大丈夫な感じだったのでそのまま続けた。









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・・・・・・とまぁ、数々の苦難を乗り越えて完成したのは定番のカレー。






貴 「・・・うん。まぁまぁかな。よし。」





皆を呼びにいくとしよう。





伊 「もう皆食堂にいるよ、」




貴 「う、うわぁ！・・・い、伊月先輩・・・・」




伊 「もう食事はできた？」




貴 「あ、はい・・・遅くなってごめんなさい。」




伊 「その指を見ると、すごい大変だったんだね。・・・」





手伝えばよかったね。なんて言ってくれて。





貴 「い、いえいえ！こんな怪我、怪我のうちに入りません！」




伊 「わかった、わかった。・・・じゃあ運ぼうか。」




貴 「はい！」






もう。



顔されちゃ・・・かっこいいよ。先輩。

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