『男主』史上最強の猫被り3 【あんスタ】 (ページ46)

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side未来

あの変態野郎の声がした

ハッとして振り返ればそこにはココア色の髪の青年

メガネなんかアイツかけてたか？と思ったが顔つきは昔と変わらない

うわ、あいつ若返ってるよ俺より一つ上のくせにと眉を寄せると同時に抱き着かれた

桜井「(人2)ー！会いたかったよー！」

「！うざ！」

桜井「相変わらず素直じゃないね！(人2)今日も可愛い可愛い可愛い！大好きだよ！ハァハァ数ヶ月ぶりの(人2)だ！相変わらず可愛い小さい愛くるしい！閉じ込めたい持ち帰りたい飼育したい！」

「発言が気持ち悪い、近寄るな変態」

げしっと蹴ろうとすれば軽く交わされ舌打ちをした

周りを見ればあの天祥院英智さえぽかんとしている

「なんでお前がここにいるの」

桜井「お前じゃなくてユウでしょ？はい、りぴーとあふたみー」

「発音わる........ユウが何でここにいるの」

そうだ、いる訳ない

ここは異世界で

桜井「え？僕が(人2)がいない世界にいるとでも？
僕の最優先はずっと君で存在理由も君だけで
君さえいればそれでいいんだよ？

(人2)がいるところに僕はいるべきで、(人2)だってそうでしょ？違う？何も間違えてないしおかしくないよねぇ？」

ノンブレスで言い切るこいつは相変わらずで、目の奥がどこか狂気的

慣れっこだけど久しぶりのこれは怖いな

「暑いから離れて」

桜井「え？やだよやっと会えたんだもん離れたくない」

「いやほら、見てるからみんな！！！」

ほらと指させば少し青ざめているTRICKSTERに絶句してる転校生、生徒会もポカンとしていた

桜井「別によくない？それとも、(人2)は僕から逃げるつもり？僕結構怒ってるんだよね」

ニッコリと笑いながら抱きしめる力を強める

桜井｢このまま監禁しちゃおうか！逃げられないように手錠つけて、目隠しは綺麗なオッドアイが見られないから苦しいから辞めようかな

口枷もして、可愛いドレスを着せて僕だけしか見られないように。

ずーっと僕から離れられないようにしないと
痛い事はしないよ未来を、傷つけるなんて出来ないからね！｣

あーもうめんどくさいこのヤンデレ何とかしてホント

桜井｢さぁ帰ろう！僕がこれからはずっと飼ってあげるか｣

言い切る前に生徒会のファイルで思い切り彼を引っぱたいた

衣更「んな？！」

「さり気なく盗聴器人のポケットに仕込もうとするな」

桜井「あ、ばれた？さすが(人2)」