『男主』史上最強の猫被り3 【あんスタ】 (ページ38)

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fineの足音(クロスオーバー) ページ38

side九条天

お忍びできたライブ

夢ノ咲学園の生徒である先日の共演者の彼はアイドリッシュセブンを通じて僕らにまでチケットをよこしていた

変装して僕らも来たのだが

あれはどう見たって素人じゃない

声の出し方

歌い方

パフォーマンスの仕方

ぜんぶがあいどるそのものだ

これはどういう事なのだろう。

きっと君は勝ち上がってくる

早く君とまた仕事がしたいななんてらしくもなく感じた

sidechange

これが俺達のステージ！！

side氷鷹北斗

流石だな明星

全く緊張していないきちんと客に向き合ってライブを楽しんでいる

まさに生徒会ユニット、紅月が忘れていたパフォーマンスだ

明星はやはりすごい

そして未来

みんなに合わせて雰囲気を変えられるのだろう

愉しそうに客を盛り上げている

みんなで勝とう！

演奏が終わり漸く全てのパフォーマンスが終わり結果発表になった

勝者はひとつ

ライトが当てられる

緊張に震える中照らされたのはおれたち

tricksterだった。

これは革命だった。

まさか生徒会ユニットが負けるとは

皆が喜び

笑い合う

優勝がきまり、アンコールをはじめる

この時俺達は何も気がついてなかった。

物語は動きだしたということに。

、

、

天｢待たせたね｣

とある教室

そこにはfineが集まっていた

日｢お待ちしておりましたよ皇帝陛下。fineに入りたいと申し出がありましたので急遽試験をすることを決めたことをお詫びしますね｣

天｢いや、構わないよ。僕が不在の間君達には迷惑を掛けたからね。それで、どんな人なのかな｣

日｢はい！私のクラスメイトで、転校生なのですが歌、ダンス共に素晴らしく、fineには申し分の無い実力かと！｣

伏｢ほう、日々樹様が実力をそこまで認めるなど珍しいですね。｣

姫｢ふん！ぼくは未来以外認めないからね！｣

伏｢ですが、未来様はtricksterに｢聞きたくない！｣｣

日｢まぁまぁ！取り敢えず彼の実力を見ましょう！どうぞ桜井くん！入ってください｣

声をかけられ入ってきたのはココア色の髪を持つ眼鏡をかけた物腰柔らかな男子生徒だった

天｢へぇ、見た目は合格かな｣

日｢とても美しい見目をしているんですよ！そして紳士ですしね！
ではオーディションをはじめましょうか｣