何なんだこのばらばらは ページ26
その言葉に真っ赤になれば薫先輩は目を丸くして
羽風「え？！どゆこと？！は？！」
深海「このまえいっしょにぷかぷかしたんですーそのとき身体すけちゃったんですよねー」
「いうのやめてください！てか男だし気にしてません！」
羽風「なにそれ、うらやま........っ！！
あのねぇ奏汰くん、未来ちゃんにそういうこといっちゃだめだよ？」
深海「えー？でもかおるいま、うらやましいって......」
羽風「いってないから！はー........未来ちゃん、これ俺のLI〇EのID」
「え？」
羽風「なんか大変なことあったら連絡よこしな？たすけるし。」
はいっとわたされたかみを受け取る
「........帰ったらしてもいいですか？」
羽風「いつでも大歓迎だよー」
「ありがとうございます。奏汰先輩じゃぁいきましょう！
薫先輩っまたあした！」
ぐいっと先輩の手を引いて歩き出す
「奏汰先輩、すごく体冷えてますよ？戻ったら着替えましょ？」
深海「はーい、未来はいいお嫁さんになりますねぇ」
｢なりません！｣
練習部屋に付けばみんな相変わらずバラバラで、あんずちゃんもほくとくんとオドオドしている
なんだこのばらばら感
思い出したのはアイドル時代
売れだして、後輩グループが増えて俺たちにできた課題はまとまること
売れない頃から頑張ってた俺たちと違って、有名になってから弟分として入ってきた後輩達はふざけてばっかりで...
リーダーがブチギレしたなぁ
一つになるのに時間かかったんだよねぇ........研修生とかもいたし........
すぅっと息を吸ってすこし、リーダーの真似をしようとおもった
力を貸してね
「はい！みなさんちゅうもく！」
パンパンっと手を叩けばみんながこちらを見る
うわぁ、泣きそう注目されるのこわいなこれ←
「各々セリフって覚えてますか？」
守沢「あぁ！まかせろ！」
「じゃぁ通し稽古しましょう！ナレーションも混ぜてやりますので、本番だと思って恥を捨ててやりましょう！」
、
、
、
氷鷹「すごい」
今までの練習で通し稽古をしたこともあったのだが、未来の笑顔のスパルタは凄かった
確かにひとり漫才の時笑顔で毒を吐かれたりしたが、的確なアドバイスを貰った
それのお陰で双子を笑わせられたし
そして今のレッスンでも立ち位置から振り返り方、セリフの抑揚の付け方やら魅せ方全てみんなに笑顔で叩き込んでいる
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作者名：ゆめの | 作成日時：2016年10月14日 22時
